処刑！メガレッド 第9話
後から入ってきた男に自身のペニスと睾丸を潰れそうになるほどに握られ、そのダメージで身動き出来ないでいる健太。
更に腹の上では瞬に馬乗りにされている。
その健太に今、瞬の毒牙が襲いかかろうとしていた。
「最っ高に感じさせてやるよ、健太」
瞬はそう言うと健太の腹筋の上にそっと手を置いた。
「な、何だよ？…気持ち悪りィなぁ…」
健太は次に何をされるのか、当然、知らないでいる。
すると瞬は健太の腹筋の割れ目をしっかり感じるかのように、ゆっくりじっくり触り始めたのだ。
「健太ってすっげぇ鍛えてんだな…。腹筋の割れ目が綺麗だ」
「さッ、触んなよッ、変態!!」
「お前に変態呼ばわりされたくないな。お前だってここ、こんなにビンビンに大きくさせているのによ！」
瞬はそう言うと右手を後ろへ回し、まだ大きく勃起している健太のペニスをギュッと握った。
「あッ!!」
健太が声を上げる。
「ほらぁ、しっかり感じてんじゃん？」
そう言うと瞬は健太のペニスを２〜３度揉み上げた。
グチュ、ズチュッという音、そしてスーツからは小さな白い泡がいくつも溢れ出してきた。
「あッ!!あッ!!」
その度に健太が声を上げる。
「お前こそ変態だよ、健太」
「…るッ、るっせェッ!!」
健太は顔を真っ赤にして瞬を睨み付けた。
瞬の手のひらが健太の胸の上で妖しく動く。
最初は粋がっていた健太にも少しずつ変化が表れ始めていた。
「…はぁ…、…はぁ…」
息遣いが少しずつ荒くなり、目付きがトロンとし始める。
そして何よりも健太のペニス。
これが一回りも二回りも大きくなったような感じだ。
「少しずつ効き始めているかな？」
瞬はニヤリとするとその指先を健太の胸の、小さな突起へと伸ばした。
その突起はスーツの上からも勃ち上がっていることがまる分かりだった。
瞬は健太の胸の突起、乳首をそっと指で摘んだ。
「はぅああッッ!!」
健太が甲高い声を上げる。
と同時に体が弓形になり、そのペニスがドクンと跳ねた。
ドビュッ!!
「…な、…何だよ…、…今の…？」
別にペニスを扱かれていたわけではない。
射精の衝動もなかった。
なのに自分は射精してる。
「感じすぎてイっちゃったかい、健太？」
瞬がニヤニヤしながら言う。
「俺はジャビウス１世様から特殊能力を頂いたのさ。
自分がめちゃくちゃにしたい相手を思い通りに出来るって言うな。
だから今、俺は健太の全身を性感帯にしてやったのさ。だから、ほら！」
瞬はそう言うと再び健太の乳首をキュッと摘んだ。
「はああああっっっ!!」
ドビュッ!!ドビュッ!!
健太の声が狭い部屋に響き渡る。
その度に腰が跳ね、大きく勃起したペニスからは後から後から精液が飛び出してくる。
「どうだ、健太？すっげぇ気持ちいいだろう？」
「…ま、…負けねぇ…!!」
荒い息をしながら健太が言う。
「…俺は…、…絶対に…、…負けねぇっ!!」
「…やれやれ。強情だなぁ、健太は？」
そう言うと瞬は後ろで控えていたさっきの男に目配せした。
男はコクンと頷くと瞬に何かを手渡した。
それを見た瞬間、健太の顔色が変わった。
「…や、…や…め…ろ…」
瞬の手には冷たく光るナイフが。
「これからお前を解剖する。…覚悟は出来てるんだろうな？」
そう言うと瞬は、健太の首の部分に密着しているスーツを持ち上げた。
そして少しずつ切り込みを入れ始めた。
「…やッ、止めろォォォッッ!!」
健太が大声で叫び、もがこうとする。
しかし体が言うことを聞かない。
そうこうしている間にも、瞬は少しずつスーツを切り裂いていく。
ビッ!!ビリッ、ビリビリ…ッ!!
そして間もなく。
健太はひんやりとした空気を体で感じ取っていた。