処刑!メガレッド 第3話
「…どうして?」
目の前の扉が開き、中に入ってきた者の顔を見た瞬間、健太は絶句した。
「…瞬…?…何でお前が、ここに?」
体だけを真っ赤な光沢のあるスーツで包んでいる健太は顔見知りが目の前にいるのを信じられない様子だ。
「…まだ分かんねぇのか、健太?」
並木瞬。
メガブルーとして一緒に戦ったかつての仲間が自分の目の前でニヤニヤしている。
しかも瞬は健太と同じようにインストールしてブルーのスーツに身を包んでいる。
さらに、健太と同じように体に密着したスーツは瞬の股間のペニスをしっかりと浮かび上がらせていた。
その大きいこと。
カリの大きさまでもがしっかりと浮かび上がっている。
よく見ればペニスを流れる血流までもが見えるようだった。
縛り付けられた健太を見て大きく勃起させていたのだ。
それも健太には信じられないことだった。
自分の姿を見て大きくペニスを勃起させた瞬。
「…ま、まさかッ!?」
「そのまさかだよ、健太」
瞬は腕組みをしてニヤニヤしている。
「ネジレジアをあの時、滅ぼしたと思った。でも生き残りがいたんだ。
それが我らが主、ジャビウス1世様だ」
瞬の口から聞きたくない言葉が出た。
自分達のかつての敵、ジャビウス1世を主としている。
「てめぇっ、何考えてんだよッ!?魔物に魂を売ったのかよッ!!」
健太は何とかして柱から逃れようとするが束縛が強過ぎてろくに身動きが取れない。
「魂なんか売ってないさ。自分の本能のまま動いただけだよ」
瞬はそう言うと健太の前に立ち、いきなり健太の股間のペニスをそっと撫で上げた。
「ああっ!!」
健太が甲高い声を上げる。
すると瞬は今度は健太のそれを握り、ゆるゆると上下し始めた。
「…あッ、…ああッ!!…やッ、止めろォッ!!…あ、…はぁぁ…」
「…前からお前が欲しいと思ってたんだよ、健太」
瞬にペニスを揉まれ、健太は甘い喘ぎ声を漏らす。
そんな健太をうっとりとした表情で見つめる瞬。
そのうち、健太の意志とは裏腹にペニスはスーツの中で徐々に大きくなり始める。
数十秒で健太のそれは完全体となった。
「やらしいヤツだなぁ、健太は。こんなに大きくしちまってよぉ…」
瞬はそう言うと大きく勃ち上がった健太のペニスの亀頭のくびれを指先で弄くり始めた。
「んあああっっ!!やッ、止めろォォッッ!!」
自分の最も敏感な所を刺激され、健太は大きく喘ぐ。
目をギュッと閉じ、歯を食い縛ってその快感に懸命に耐えようとするのだが、体は正直に反応する。
「お前にはこれから俺のおもちゃになってもらう。十分楽しませてもらうぜ!!」
瞬はニヤニヤしながら健太のペニスを責め続ける。
亀頭の先を弄くったり、健太の情熱の証を作る工場が収納されている袋とペニスを何度も手のひらで撫で上げたり上下したり。
「…あッ、…クウッ!!…ううッ…!!」
瞬の手が健太のペニスを下から上へと撫で上げるたび、健太の体に言いようのない電撃が走る。
健太はただ声を上げるしか為す術はなかった。