処刑!メガレッド 第27話


瞬と裕作の狡猾な作戦により、自分で自分のペニスを慰めることでしか射精させてもらえなかった健太。
その悪夢の1日から数日が過ぎた。
この数日間は健太にとって何故か、空虚を感じさせる以外の何物でもなかった。
監視兵以外の者は全く通らない小さな独房に通され、ぼんやりとした日々を送っていた。

(…オレは…、…オレは…)

健太は相変わらず密着度の高い、光沢のある真っ赤なスーツに身を包んでいた。
そしてそのスーツの切り込みからペニスを出されたままだった。
メガレッドとしての健太ではなく、単なるオスとしての健太の方が既に勝っていた。
そして健太のペニスは触っていなくてもビンビンに勃起し、脈動に合わせてピクピクと動いていた。
時折、そのペニスをそっと擦ってみる。

「んッ!!」

健太は甘い吐息を漏らす。
しかし自分で扱いても何かが足らない、そんな満たされないものを感じていた。

「健太!」

突然、声がして健太はボンヤリとしながら正面を見た。
そこには裕作がニヤニヤしながら立っていた。

「…裕作…さん…」

健太の目が自然と裕作のスーツの股間に移る。
それは半勃ち状態で、それを見た健太のペニスは再び燃え上がった。

「…あ…ああ…」

健太はゆっくりと起き上がり、裕作のもとへ近付いた。

「どうした?これが欲しいのか?」

裕作はニヤリとすると健太の手を自分のペニスへ導いた。

「…あ…ああ…」

健太はその太くて固い裕作のペニスをしっかりと握り締め、いとおしそうに見つめる。
そして口を大きく開け、それを咥えようとした。

「おっと!」

次の瞬間、裕作が腰を引っ込める。
健太が不思議そうに裕作を見つめた。

「…しゃぶらせて…」

「今はダメだ。瞬様がお呼びなのでな」

そう言うと裕作は健太を立ち上がらせた。
そして優しく抱き締める。
お互いの体の温もりが伝わる。

「…こんな淫乱なヤツがメガレンジャーのリーダーだったなんてな…」

裕作が含み笑いをした。

ガシャン!

牢獄くらいの小さな部屋に連れて来られた健太はそこで再び鉄のベッドの上に仰向けに横たえられた。

(…オレは…、…オレは…)

天井のライトが眩しい。
ボンヤリとしながら健太は考え込んでいた。

(…オレは、…負けたのか…?)

巧みに瞬と裕作によって男としての性を引き摺り出され、それに成り下がってしまった自分がいる。
屈辱だと分かっていてもそれに従う自分がいる。
そして何よりも瞬や裕作のペニスを欲しいと思っている自分がいる!
とその時だった。

「健太」

ガチャリと扉が開き、瞬が入ってきた。
光沢のある鮮やかなブルーのスーツ。
その股間は完全に勃起し、ベルトを押し上げていた。

「どう?俺、そんなにいいプロポーション?」

瞬がちょっとポーズを取る。

「…ああ、…あああッ!!」

健太が叫ぶ。
そして涎を垂らし、フラフラと瞬に近付いた。
と同時に健太のペニスは勃起の最高潮に達していた。


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