処刑！メガレッド 第22話
パンパンパン…
無機質で機械的な律動。
そしてその音と同じタイミングで拘束具がギシギシと軋む音や、何かがぶつかる音。
「…う、…うう…」
その音の発生源、メガレッド伊達健太は全身を拘束具に固定され、情けないにもスーツの間からビンビンに勃起したペニスを曝け出している。
そしてそれはやけに光り輝いており、その先からは先走りがドロドロと垂れていた。
瞬と裕作に媚薬を塗り込まれ、体を熱くさせている健太はその天を突いて勃ち上がっているペニスを押さえることも出来ず、何も出来ないもどかしさから恥辱とも言うべき腰を前後に振っているのだった。
そのたびに拘束具が軋み、彼の美しく模られた尻が壁にぶつかるたびにパンパンという音を立てている。
そしてビンビンに勃起したペニスはブンブンと蠢いていた。
「…も、…う…。…やめ…て、…く…れ…」
健太の思考回路は完全に停止していた。
瞬と裕作に自分の恥辱を曝け出している。
いや、それよりも今は快感を貪りたかった。
「…あ…あ…」
健太の目は虚ろになり、涎がひっきりなしに滴り落ちている。
（コノママ俺ヲ奴隷ニシテクレェェッッ!!）
健太は何度もそう叫びたかった。
しかし辱めを受け、精神的ダメージを食らってまでなりたいとは思わないという理性が心の中にしぶとく残っていた。
「健太」
瞬が健太の傍までやって来ると健太のペニスを優しく手のひらに包み込んだ。
「んッ!!」
健太がピクリと反応する。
「こんな恥ずかしいこと、もう嫌だろう？」
瞬は指先をゆるゆると動かし、健太のペニスをいとおしむかのように愛撫しながら尋ねた。
「…ウウッ…、…俺は…、…ま…け…ね…ぇ…」
（…降伏スル…。…コンナ気持チイイコトヲシテモラエルノナラ…）
頭がおかしくなりそうだった。
瞬の愛撫は今までに自分が味わったことがなかったほど快感で、それを貪りたいという男の性があり、それに対して自分の理性がそれを抑制する。
「…ちき…しょおおッッ!!」
健太の目から一筋の涙が零れた。
「じゃあ、『瞬様の下僕になります。下僕になりますから毎日、私のいやらしいチンチンを扱いて下さい』ってお願いしてみろよ。楽になりたいんだろう？気持ちいいことしてほしいんだろう？
裕作みてぇに毎日自分のチンチンを扱かれて、しゃぶられて、たくさん射精させてほしいんだろう？毎日アンアン喘ぎたいんだろう？」
瞬がニヤニヤしながら言った。
「…」
健太は下を向き、目をギュッと閉じていた。
「…ふぅ…」
瞬は僅かに溜め息を吐くと、
「裕作！」
と傍に控えていた裕作を呼んだ。
「お呼びで？」
裕作が瞬の傍にやって来る。
「こいつのミルクを搾り出せ！かなり溜まってるはずだ」
そう言って裕作のペニスをキュッと握った。
「あんッ!!」
裕作が快感の声を上げ、腰をくの字に折り曲げる。
「それと一緒にお前のもくれ！」
「かしこまりました！」
裕作はニヤリとして言った。
その目は野獣の目だった。