処刑!メガレッド 第20話
グチュッ!!ズチュッ!!
「…ん…、…あっ…、…ふ…ぅっ…!!」
裕作の股間から出る淫猥な音と裕作の吐息が混じる空間。
その中に健太は縛られた状態でいた。
目の前で裕作の大きく勃起したペニスが背後から揉まれている。
「どうだ、裕作?気持ちいいか?」
瞬の妖しい問いかけに大きく首を縦に振る裕作。
「…ああ…、…しゅ、瞬様…ぁ…。…またイきそうです…」
その直後だった。
ビュッ!!
一瞬、裕作の顔が歪んだかと思うと再び裕作のペニスから精液が放たれた。
「なぁ、健太」
突然、瞬が健太に声を掛けた。
「お前も同じように気持ち良くしてやろうか?」
「だッ、誰がッ!!」
顔を真っ赤にして叫ぶ健太。
「あ、そうか。今まで十分気持ち良くなってたもんな」
瞬が笑い出す。
「てめええっっ!!」
カッとなった健太が束縛を解こうともがく。
次の瞬間、今まで恍惚の表情を見せていた裕作がいきなり健太の股間を握った。
そしてその手に一気に力を込めた。
「ぐわあああっっ!!痛ってぇぇぇッッッ!!!!」
健太の悲鳴。
「…健太、瞬様に向かって何て口の利き方だッ!!」
「あがあああっっっ!!」
健太へ与えられる鈍痛が一層強くなっていく。
「まぁまぁ、裕作」
瞬が裕作の横に立ち、健太のペニスを握っている裕作の腕を掴んだ。
「…くっ、…はぁ…はぁ…」
握り潰されるかと思った。
そのくらい裕作の力が強かったのだ。
「裕作が2度も酷いことをしちまったな。痛み止めを塗ってやるよ」
そう言うと瞬は小さなブリキケースを取り出した。
その中には真っ赤なゲル状のものが入っていた。
「健太。悪いけど、スーツに穴を開けるぜ?」
そう言うと瞬はナイフを取り出し、健太の股間の中心部に小さな切り込みを入れた。
そしてその中へ手を入れた。
「んあッ!!」
健太の勃起したペニスに瞬の指が直接絡まる。
と同時に健太のペニスがビクビクと脈打った。
「この穴からお前のペニスを出すぜ?そうしなきゃ、薬を塗れねぇから」
もっともらしいことを言うと瞬は健太のペニスを握った。
グチュ、ヌチャ…!!
淫猥な音を奏でて健太のペニスがスーツから出てきた。
「…はぁ…、…あぁ…」
全身をピッタリと覆っているスーツから飛び出した自分の突起物。
それは自身の精液にまみれ、ヌルヌルと照り輝いている。
血脈と合わせてピクピクと揺れているその姿は誰が見ても淫猥だった。
「ちょっと冷たいけど我慢しろよ?」
そう言うとそれを手に取り、瞬は健太のペニスをそっと手のひらに包み込んだ。
「…あ、…はぁぁ…」
瞬の指がしなやかに、そして優しく健太のペニスを包み動く。
そのたびにくすぐったいような快感が健太の体を駆け巡る。
「…ああッ!!」
不意に健太が叫んだ。
と同時に、
ビュッ!!
再び射精した。
「!おいおい、健太!こんなんで感じちゃってんのかぁ!?」
瞬の手の動きがちょうど、自慰行為をする時の動きと同じで健太のペニスは再び熱を持ち始めていたのだ。
(…キ、気持チイイ…)
このまま何をされてもいいと一瞬思った。
親友の瞬の下僕になってこんなに快感なことを毎日してもらえるのなら…。
とその時、異変は起こった。
「…うぐっ!?…あああっっ!!」
突然、健太が大きく叫んだかと思うと腰をガクガクと振り始めたのだ。
「…なッ、何だッ!?…かッ、体がッ!!…熱いッ!!」
顔を真っ赤にし、口元から涎を垂らし始める健太。
その目はボーッとしていてどこを見ているのかすら分からない。
そして健太のペニス。
今はいつもの最大勃起時の大きさを遥かに超えている。
「…て…め…え…ッ!!…な、何をしやがったッ!!…ううッ、うわああああっっっ!!!!」
健太の体がどんどん熱くなる。
そして腰の動きが早くなる。
そのたびに健太のペニスは上下運動を繰り返し、陰嚢はぶらんぶらんと揺れる。
「ホントに痛み止めを塗ってくれたと思ったのかよッ!?」
瞬が腹を抱えて笑う。
瞬が健太のペニスに塗ったもの。
興奮剤、いわゆる一つの媚薬だった。