処刑!メガレッド 第17話
ペニスの根元をロープで強く縛られ、それを引っ張られて激痛に顔を歪ませ絶叫する健太。
しかも健太は体の自由を奪われ身動きが取れないでいた。
瞬の部下という男が健太を動けないようにしている。
健太の上半身を後ろから羽交い絞めにしているのだ。
そしてロープが物凄い勢いで引っ張られるたびにそれとは反対側に体を引っ張る。
嫌でも健太のペニスが体から引き千切られる格好になった。
しかもこの羽交い絞めにしている男は健太の背後で動きを封じているばかりか、健太の胸の2つの突起を弄くりまわすのだ。
健太の乳首の周りで円を描くように指先を動かしたり、キュッと摘んだりする。
そのたびに健太には何とも言えない快感が駆け巡る。
更にその男自身の勃起したペニスを、健太の双丘の間の秘門にグイグイとスーツ越しに押し入れる。
感度を増しているスーツはその快感を素直に受け入れ、その刺激によって健太のペニスは激痛にも関わらず常に勃起した状態にさせられていた。
「…はぁ…、…はぁ…」
激痛と快感を一度に味わった健太は荒い息をし、瞬を睨み付けるので精一杯だった。
根元を強く縛られているにも関わらず、健太のペニスからはトロトロと先走りが溢れ出し、床とを淫猥な糸で繋いでいた。
「…なぁ、健太」
ロープを引っ張り回した瞬が不意に手を離し、健太に近付いた。
「…もう、イきたい?」
瞬は健太のペニスの裏筋を撫で上げながら言う。
健太のペニスは根元で縛られているため、精巣から溢れ出した精液がその部分で溜まって不自然な形に膨らんでいる。
「…だッ、誰がてめえなんかにッ!!」
(…モウ誰デモイイッ!!オッ、俺ヲイカセテクレエッッ!!)
口では強がっている健太。
しかしその内部では恐ろしいほどの欲情が渦巻いていた。
その気持ちに健太は既に犯されていた。
性欲を貪る男の悲しい性であった。
「…こんなにチンチンを変形させて。溜まってんだろ?」
瞬がわざと揶揄する。
「正直に言わないと飛ばしてあげないよ?」
「…誰がお前なんかに頼むかよッ!!」
(…嫌ダッ!!…扱イテクレ。…俺ノヲ、滅茶苦茶ニシテクレッ!!)
本心を言わないのが健太の最後の抵抗だった。
この理性が失われたら自分は瞬にされたい放題にされてしまう。
今、健太は表面上では瞬達と戦っている。
更に内部では自分自身の欲情と必死に戦っている。
それに負けた時は即ち、完全敗北を意味していた。
「…つまんねぇなぁ…」
瞬がポツリと呟いた。
次の瞬間、瞬は健太の勃起したペニスを思い切り蹴り上げた。
「…あ…が…!!」
健太が息を詰まらせる。
ドブッ!!ドブッ!!ビュクッ、ビュク…ッ!!!!
同時にペニスの緊張が解け、今まで蓄積されていた健太の精液が物凄い勢いで滴り落ちた。
そしてそれは健太の足元でヌメヌメとした水溜りを作った。
次に健太は再び壁際に連れて行かれ、再び大の字を描いて固定された。
まるで磔のように。
「…う…うぅ…」
激痛がなかなか治まらない。
ぼんやりした意識の中で渾身の力で部屋を見渡す。
目の前には椅子に座って自分の様子をじっと見ている瞬。
控えていたいた男はいつの間にか消えていた。
「…喉が渇いたな…」
不意に瞬がポツリと呟いた。
この言葉が更なる屈辱になることを健太はまだ知らないでいた。