処刑！メガレッド 第16話
「…」
ペニスに散々激痛を味わわされた健太は声を上げることも出来ずに、ただ壁から力なくズルズルと崩れ落ちた。
投げ出した両足の間の健太のペニスはそれでも大きくテントを張り、スーツを持ち上げていた。
そこからは先走りがひたすら溢れ、光沢を失い、その範囲は徐々に広がりつつあった。
「…何だよ、正義のヒーローさんがもう終わりかよ？」
瞬がニヤニヤする。
そして健太のペニスの先端、濡れ光っている部分を指でクリクリと弄くった。
「…んッ、…ああッ!!」
その瞬間だった。
ドビュッ!!
健太の腰が跳ね上がり、ドクンという脈動と共に健太のペニスから真っ白い液体が溢れた。
「…!?あ〜あ、またイっちゃった…」
健太の股間にしゃがみ込んだ瞬は、健太のペニスの先端を指で弄くりながら言った。
「…はぁ…、…はぁ…」
健太は顔を真っ赤にし、目をトロンとさせている。
その目はどこを見ているのかすらも分からない。
「健太」
瞬はそう言うと健太の顔を両手で挟んだ。
「…」
健太はゆっくりと瞬を見上げる。
目は憎悪に満ち、瞬を睨み付けていた。
しかし、どこか怯えの色も窺えた。
「…健太…」
そう言うと瞬は健太の唇に自分の唇を合わせた。
「…んんッ…」
健太が一瞬体をピクリとさせた。
しかし抵抗出来るほどの力は残ってはいないようだ。
「『何故、こんなにムラムラするんだ？』って思ってるだろう？しかも最初のスーツよりも」
瞬が意味深な発言を始めた。
「まさか今まで気付かなかったとか？メガスーツはパワーだけじゃなく、全ての感覚、全ての機能を増幅させるんだ。
だから俺がお前のチンチンをちょっと触っただけでも凄く敏感に反応しちまったんだよ。
そして今、お前が着ているスーツはオリジナルをベースに少し手を施したものなんだ。
それは前のものに比べて感度を高めてある。言ってしまえば、今、お前の体は全身が性感帯になってるんだ」
そう言うと瞬は健太の体をスッと撫でた。
「んあッ!!」
健太が大きく跳ねる。
射精しそうな衝動に駆られたが、健太はぐっと堪えた。
「健太ぁ、すげぇだろ、俺？ここもこんなんだぜ？」
そう言って、瞬は健太の腕を自身のペニスに引き寄せた。
「あッ…!!」
「!?」
健太は信じられないと言う表情で瞬を見る。
瞬のペニス。
自分のよりも大きいのではないかと思われるそれは熱く、硬く、ビクビクと脈打っている。
「おやおや。健太ァ、さっきよりもでかくなったんじゃねぇの？俺のチンチンで感じちゃったとか？」
そう言ってクックと笑う瞬。健太は目をギュッと閉じた。
「図星だったようだな、健太。本当に淫乱なのな。まぁ、後でたっぷりチンチンをやるよ。おいッ!!」
瞬がそう言うと先ほどの男が健太を無理矢理立たせ、大の字に手足を固定した。
「…やッ、…止めろ…ッ!!」
健太の目に怯えの色が窺える。
すると瞬は何かを取り出した。
普通の荷造り用のビニール紐だ。
「…これを…、…こうして…」
瞬はそう言いながらそのビニール紐でまず、健太の勃起したペニスの根元部分をスーツの上からキュッと縛る。
「うッ!!」
健太が声を上げる。
「あ、痛かった？でも本当に痛いのはこれからだよ」
そう言うと瞬は今度はその紐を健太の睾丸の部分にまわし、２つの睾丸をまとめて縛るような形で縛り上げた。
そしてその紐を持ったまま少し距離を置いた。
「…やッ、…止めろォォッッ!!…止めてくれェェッッ!!!!」
何をされるか分かった健太が悲鳴を上げる。
そして男の束縛から逃れようとするが、そんな力は残されてはいなかった。
「地獄を見せてやるぜ、健太！オラァァッッ!!」
瞬がビニール紐を引っ張り上げる。
途端に訪れる鈍痛。
「ぎゃああああッッッ!!」
健太が絶叫する。
瞬がビニール紐を引っ張ると同時にペニス、そして２つの睾丸が締め付けられる。
その度に健太は絶叫を上げ続けた。