処刑!メガレッド 第14話
「…はぁ…、…はぁ…」
瞬と裕作が欲望に任せて情熱を迸らせていた頃、健太は一人独房に放り投げられていた。
クネクネに浴室に連れて行かれ、いいように弄ばれていた。
あるクネクネは健太の逞しい腕や足に絡み付き、噛み付いたり舐めたりしていた。
またあるクネクネは背後から健太を羽交い絞めにし、その隆々とした胸を触り、その膨らみの頂上にある乳首を弄くっていた。
更にあるクネクネは健太の、男としての象徴であるペニスを握り、刺激を加えていた。
扱いたり、しゃぶりついたり。
そうした様々な刺激を与えられるたびに健太は喘ぎ声を上げた。
(…何やってるんだよ、…オレ…)
半濁した意識の中、健太はぼんやりと天井を見上げていた。
自身の無意識での行動が恥ずかしかった。
クネクネというザコに性的な嫌がらせを受け、それを快楽として受け止めている。
その証拠に健太のペニスは痛いほどに勃起していた。
(…でも…)
健太はゆっくりと起き上がった。
その足元にはビリビリに引き裂かれたメガスーツが放り投げられていた。
それをそっと手に取る。
「(…これを着て、瞬に犯されていた時よりも快感が少なかった…?)なッ、何考えてんだよッ、オレッ!!」
健太は大きく首を横に振った。
「男にやられて気持ちイイわけなんかあるもんか!…オレはッ、…オレはッ…!!」
(でもオレは瞬にやられていた時、それを快楽として受け止めていた。その証拠に最後は自分から「イかせてくれ」って…)
その時、健太はペニスに言いようのない疼きが走ったのを感じた。
「!!」
ペニスを見た健太は目を丸くした。
ペニスが、真っ直ぐに上を向いてそそり勃っていたのだ。
「…あ、…あぁ…」
健太はゆっくりとそれに手を伸ばし、ギュッと包み込んだ。
「んあああっっ!!」
そのままゆっくりと扱き始める。
「…んッ、…んああ…ッ…、…ふっ…、…うん…ッ!!」
クチュ、クチュ…
欲望のままに動いている健太。
その大きく屹立したペニスからはあれほど射精したというのにまだ先走りが溢れていた。
だがその時、健太は何か物足りなさを感じていた。
瞬にやられていた時のことが頭の中をグルグルと駆け巡っていたのだ。
(…ま、…まさか…)
健太は恐る恐るメガスーツに手を伸ばす。
スーツの股間の部分は瞬によってナイフで切り裂かれている。
健太は、それを逆に着始めた。
お尻を覆っていた部分を前に持ってきて足を通し始めたのだ。
その密着感は相変わらずなもので健太に何とも言えない妙な感情を抱かせた。
「…」
そして健太はゆっくりと己の勃起しているペニスに手を伸ばし、スーツ越しにスルリと撫で上げた。
「んあああッッッ!!」
物凄い感覚が健太を襲う。
それでも健太の手は休むことを知らず、ひたすらペニスを撫で続ける。
「あッ!!あッ!!んあああッッッ!!」
撫で上げる手のスピードがどんどん速くなっていき、しまいにはペニスを掴み直して扱き始めたのだ。
「あああッッッ!!あああッッッ!!イ、イ、イクゥゥッッ!!!!」
ドビュッ!!ドビュッ!!ドビュゥゥッッ!!!!
健太の腰がビクビクと跳ね、そのたびにペニスからはまた大量の精液が物凄い勢いで飛び出した。