悪夢のループ 第2部第5話
グチュッ、グチュッ!!
「んッ、…ふ…、…んんッ!!」
今度はテツに射精させられた走。
射精してもテツは走の股間の感触を楽しんでいる。
テツが走の股間の上で手を動かすたびに、スーツの中では走が吐き出した精液がグチュグチュと淫猥な音を立てている。
「…いっ、…いい加減に、…離しやがれ…!!…痛てぇ…!!」
荒い息をしながら言う走。
射精した直後なので痺れに似た感覚が走を再び襲っているに違いない。
「…いい音だな、走!」
岳が近くにやってきた。
「…気持ち良かったか、走?」
ニヤニヤしながら尋ねる岳。
「…て…め…え…!!」
怒りと混乱と羞恥に顔が歪む走。
その手を包んでいるグローブがギリギリと音を立てた。
「…気に入らねぇなぁ…」
半ば怒って岳が右足を上げた。
そして走の腹部、精液が溜まっている部分に押し付けてきた。
グチャ…!!
「うぐっ!?」
突然のことに声を失う走。
岳はそのままその足をグリグリと動かし始めた。
グチュ、グチャ…!!
走のスーツの下は精液まみれで、摩擦力が全くなく、岳の足は時々スリップしたように滑る。
「え?走?気持ち良かったんだろ、だからこんなんになってんだろ?」
「…る、…るっせぇ…ッ!!」
目を閉じ、必死に恥辱に耐える走。
ヌルヌルとした自身の精液が徐々に広がっていくのが分かる。
その雫は時折、自分の背中の方へ落ちてくる。
「今度はオレがお前を気持ち良くしてやるぜ!」
岳がそう言うとテツは走のもとから少し離れた。
「…覚悟しろよ、走!」
そう言うと岳は走の足を持ち上げた。
「…や、…やめ…ろ…!!」
走の顔が怯える。
それよりも驚いていた。
岳の股間。
スーツの間から飛び出しているそれはビンビンに勃起し、天を向いて勃っていたからだった。
しかもその先端からは先走りが地に垂れていたのだった。
「思い切りよがり狂えよ?」
岳はそう言うと走の股間に右足を捩じ込ませた。
「ああああっっっ!!やッ、止めろォォォッッッ!!止めてくれェェェッッッ!!」
走は思わず恐怖に叫ぶ。
「そぉっらよっ!!」
岳の足が小刻みに震え始めた。
「うぐわああああっっっっ!!!!」
走が叫ぶ。
岳の強烈な電気アンマ。
その振動で走の股間がブルブルと震える。
「…うッ、…うッ、…うう…ッ!!」
必死にその快感に耐えようとする走。
だが体は正直だ。
股間の膨らみは萎むことを知らない。
「これならどうだ?」
岳がニヤリとする。
そして電気アンマをかけているその足を徐々にその膨らみの方へ向かって移動し始めた。
「ぎゃああああっっっっ!!!!」
グチュグチュ、グチュグチュ…!!
股間に溜められている走の精液が響き渡る。
「痛ってぇぇぇっっっ!!やッ、止めろォォォッッッ!!」
走が叫ぶが岳は止めようとしない。
走のペニスはその硬さを変えることなく、その先端からはドクドクと先走りが溢れているのが分かる。
ジワ・・・
少しずつ、スーツの上に水泡が溢れてきた。
「フフフ。かなりグチュグチュになっているみてぇだな、走?」
息を荒くしながら、岳が言う。
「…う…、…う…」
走の顔から苦痛の表情が消える。
「…意識が飛び始めたか?」
岳が呟く。
普通に目を閉じ、岳のされるがままになっている走。
グチュグチュ、グチュグチュ…!!
淫猥な音は相変わらず響き続ける。
「このままイかせてみるか…」
グッタリとしている走に構うことなく、岳はひたすら電気アンマを掛け続ける。
「おい、テツ!」
岳がテツを呼ぶ。
「お前、走の胸を弄ってやれ!」
「…ろじゃー!」
嬉しそうに言うテツ。
そのまま走の胸に飛び付いた。
ピクリと体を跳ねる走。
チュッ、クチュッ…!!
テツが走の胸の突起をスーツ越しに吸い上げる音がする。
「…んッ、んんッ…」
少しずつ走の声の間隔が短くなってきた。
「んんんッッ!!」
次の瞬間、走が腰を浮かした。
と同時に、
ビュクッ!!ビュクビュクッ!!
という音がしたかと思うと、走の腹部で精液が飛び出した。
そして以前に吐き出した精液が徐々に首の方へ向かって流れていくのが、光沢の喪失度で分かった。
「アハハハハ!イきやがった!そぉれっ、もう1回だぁッ!!」
走は声をあげない。
調子に乗ってテツも今まで以上に舌を器用に動かす。
「オラオラァァッッ!!」
岳が走の股間に直接電気アンマを掛け続ける。
グチュグチュ、グチュグチュ…!!
淫猥な音がますます大きくなっている。
走の股間では小さな水泡がスーツの隙間を縫って少しずつ溢れてきている。
「んッ、んッ、んッ!!」
走は目を開けない。
声だけがしているだけだ。
完全に意識が飛んでいるようだ。
そしてそれはそんなに時間が掛からなかった。
「んんッッ!!」
ドブッ!!ドブッ!!ドブッ!!
1度射精したと言うのに凄い量の精液を吐き続ける走の股間。
ますます光沢を失う走のスーツ。
そのスーツからは強烈な匂いが放たれていた。