非番の情事 第8話


センにペニスを扱かれて射精してしまったバン。
一度射精したはずなのにそのペニスは未だ勃起したままで、ドクンドクンと大きく脈打っている。
バンのそこから飛び出した精液は濃い白色で、充分な粘り気と強烈な匂いを発していた。
さすがに若い雄は勢いも激しく、また鮮度もいい。
そしてペニスの先端からは未だに白い液体がトロトロと溢れ出ていた。

「…凄い量だね、バン?」

センはその光景をじっと見つめ、バンに言った。

「…はぁ…、…はぁ…」

しかしバンは大きく息をしながらも呆然としている。

「…?…どうした、バン?」

「…そ、そんな…」

バンの目から涙が伝った。

「…何だよ、これ?」

バンはそう言うと自分の腹の上に付いた精液を指で掬い取り、擦り合わせた。
それは糸を引き、ネチョネチョという淫猥な音を醸し出した。

「…そんな…。…そんなァァッ!!」

いきなりバンが大きく叫んだかと思うと目をギュッと閉じ、頭を抱えた。

「…こんなの、変だ!!」

「変って?」

「だってそうだろ!?男に扱かれて、オレ、イっちまうなんて…!!」

その瞬間、センが腹を抱えて笑い出した。

「…何がおかしいんだよッ!?」

バンは顔を真っ赤にしてセンを睨み付けた。

「…バッ、バンがあまりにバカなことを言ってるからだよ!!気持ちいいことをするのに男も女もあるかよ!」

次の瞬間、センは再びバンの上に覆い被さった。

「うわあああっっっ!!」

バンが悲鳴をあげる。
二人のビンビンに勃起したペニスが擦れ合う。

クチャ、ヌチャ…

バンが放った精液と、センのスーツから染み出している先走りとが混ざり合い、淫猥な音を立てている。

「…溜まってたんだろ、バン?」

センがそう言った瞬間、バンの顔が急に真っ赤になった。

「まだ出るかな?」

「…わ、分かんない…」

無意識に答えたバンがハッとして我に返った時には既に遅かった。

「だったら手伝ってやるよ!」

そう言ったセンが再びバンのペニスを強く掴んだ。

「ああっ!」

バンが大きな声をあげた。

「ほぉら!気持ちいいだろ?」

そう言いながらセンはバンのスーツ越しに、未だに勃起し続けているペニスを扱き始めた。

「あっ!ああああっっ!やッ、止めろォォッッ!!」

バンが悲鳴をあげる。
時折、苦痛の表情を浮かべながら。
それはそうだろう。
射精した直後だ。
痺れにも似た痛みを伴って、ペニスが扱かれているのだから。

グチャ、グチュ、ズチュッ…

と同時に、バンのスーツから再び淫猥な音が漏れ始めた。

「…あぁッ…、…んんッ、…はぁ…ッ…!!…や、…止めてよ、…センちゃん…!!…こ、…こんなの、…変だ…よ…ッ!!」

バンが再び喘ぎ始める。
しかしそんな言葉とは裏腹にバンのペニスは再び硬くなり始め、射精したばかりなのにこの上なく膨張し成長した。

「また大きくなった。元気だねェ、バンは」

センはニヤニヤしながら、バンのペニスをこれでもかというくらい小刻みに扱き上げた。

「あっ、あっ、あっ!!」

扱かれるたびにバンが声をあげる。
その声が徐々に色っぽくなってきた。

「…気持ちいい、バン?」

次の瞬間、

「…まッ、またイクッ!!」

ドクンッ!!ビュクッ、ビュクビュクッ!!

再びバンのペニスから精液が飛び出した。
そしてそれは大きく飛び出し、スーツという壁を突き破ってバンの頭上まで飛んだ。

「まだまだ終わってないよ!」

間髪入れずにセンがバンの射精したばかりの大きなペニスにむしゃぶりついた。

「ぐわあああっっ!!」

バンが悲鳴をあげる。
射精した直後だ。
しゃぶられるのはかなり刺激的なのだろう。
痺れに似たような感覚と、くすぐったさがバンを支配しているに違いない。

…チュッ、…グチュッ、…ジュボ…ッ!!

「…もうッ、止めてくれェェッッ!!」

バンが泣き叫ぶ。
だがセンはバンのペニスをしゃぶるのに夢中になっていた。

「…美味しいよ、バンのここ」

そう言うセンの口元からバンが放った精液がトロリと零れ落ちた。


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