非番の情事 第5話
「…はぁ、…はぁっ…」
薄暗くなり始めたデカベースの地下倉庫。
他の者が既に帰宅し、辺りはしんと静まり返っている。
だが地下倉庫からは荒い息遣いが響いていた。
荷造り紐によって両手を縛られたデカレッド・バン。
キスをされ、乳首を責められ、荒い息をし、顔は上気している。
そんなバンを嘲笑うかのように、ゆっくりと愛撫を続けているのは、あろうことか、同僚のデカグリーン・センだった。
バンの弱みに付け込み、持ち前の頭脳プレーでバンを凌辱していたのだ。
そして。
バンの鮮やかな赤の光沢のあるスーツの股間。
そこははっきりとした変化が現れていた。
「あれぇ?」
センは今、わざと気付いたというように声をあげた。
「バンちゃん?何だよ、これは?何でバンのココ、こんなに大きくなっちゃってんの?」
センはそう言うとバンのペニスをそっと手で包み込んだ。
「んあああっ!」
バンの体がビクビクと跳ねる。
「…デッケ…ぇ…」
その大きさにセンは驚いていた。
体格ががっしりしているだけではなく、バンのペニスは真っ直ぐに勃ち、臍の近くまで大きくなっている。
10数センチはあるだろうか。
太さも硬さも相当なもので、センは予想外の展開に興奮していた。
「え?バン。何でこんなに大きくなってんだよ?」
センはそう言いながらバンのペニスを手のひらで上下する。
その大きさ、太さ、熱さ。
そしてその下に付いている、バンの男を形成する睾丸。
その全てを感じるように優しく愛撫する。
「…ああっ、…んっ、…なッ、…何すんだよぉッ、…止めろよぉッ…!!」
それでもバンは必死に抵抗を繰り返す。
センの愛撫をしっかり感じながら、それを悟られまいとしているのがまる分かりだった。
「なぁ、バン。ホントは気持ちいいんだろ?感じてるんだろ?だからこんなに大きくなっちゃってんだろ?」
「…う、うるせぇッ!!」
顔を真っ赤にし、目から涙を流しながら、それでもバンは抵抗をする。
「…かわいいよ、バン」
センはそう言うとバンのペニスの辺りにそっと顔を近付けた。
その部分が素晴らしい形に盛り上がっている。
その盛り上がりにセンは顔を埋めた。
「ああっ、ああっ!!もうっ、止めてくれェッ!!」
余程感じてしまうらしく、バンが悲鳴をあげる。
そして足をばたつかせようとしたが、センがしっかり固定しているので思うように動かせない。
バンは今、センにされるがままになっている。
「なぁ、バン。もっと気持ち良くしてやるよ」
そう言うとセンはバンの勃起しているペニスを握り直した。
そしてゆるゆると上下し始めた。
「…ああッッ!!…やッ、止めてくれぇぇッッ!!」
バンの顔に恐怖の色が浮かんだかと思うと、全身を使って激しく抵抗を始めた。
「嫌だあああッッ!!止めてくれェェッッ!!…いッ…!!」
それも束の間、バンの動きが止まった。
それもそのはず。
センがバンの睾丸を力いっぱい握ったからだ。
もちろん、潰れない程度に。
しかしそれはバンに強烈な痛みを与えたようだ。
「大人しくしてろって言っただろ?また痛い目に遭うよ?」
センはそう言うと抵抗出来ないでいるバンのペニスを再び上下し始めた。