非番の情事 第43話


「…ふ…あ…あ…」

3度目の射精をしたバン。
その大きなペニスはビクビクと脈打ち、スーツ越しに液体が溢れ出てくる。
最初の頃の真っ白いものではなく、水分の多い精液にすっかり変わっていた。
そしてそれによってスーツの光沢は完全に色を失っていた。

「…フフフ。どうだ、デカレッド?3度も連続で射精させられる気分は?」

「…」

バンは何も答えない。

「…う…」

と小さく呻いたかと思うと、腰から力が抜け、ガクリとなった。

「…バン?」

センが問い掛けてもバンは黙ったままだ。
ただ肩と胸が大きく動いているだけだ。
その時、センは瞬時に悟った。
バンの意識が半分飛び掛っていると。
そりゃ、そうだろう。
昨晩は自らペニスを扱き、射精している。
そして今日は寝起きからデカレッドスーツを着せられ、その状態で3度も射精させられている。
連続で責めを受けているのでそろそろ限界が来ているのだろう。
だがそのことがセンを更なる責めへと駆り立てた。

「どうした、デカレッド?もう終わりか?」

センはそう言うと静かに立ち上がり、バンの股の間に立った。
そしてゆっくりと右足をバンのペニスへ、ぐしょぐしょに濡れている部分へ下ろした。

グプ…ッ!!

「おわっ!!」

センが声をあげた。
精液によって足が滑りそうになったのだ。
同時に、

「んッ!!」

とバンの体がピクリと反応する。
センはゆっくりと足を動かし始めた。

ニチャ、…ニュチュ…!!

「…ん…ッ…、…んあ…ッ…!!」

時折、バンが小さく喘ぐ。

「…た、…頼む…」

やがてバンが声を発した。

「…もう、…止めて…くれ…。…もう、…出ねぇ…」

「それで止めてもらえると思っているの?」

センはそう言うと今度はバンの両足を持ち上げた。

「…あ…、…あぁ…」

何をされるか分かっているバンが怯えた声をあげる。

「食らえッ!!」

センはそう言うとバンの股間に右足を捩じ込ませ、強烈な電気アンマを食らわせた。

グチャグチャ、ズチュズチュ…!!

「うぅわあああァァァッッッ!!」

バンが悲鳴をあげる。

「痛ってェェェッッッ!!」

だが電気アンマを止めないセン。

「オラオラ!もっと苦しめッ!!もっとだぁッッ!!」

センはそう言いながら右足を股間やバンのペニスに何度も移動させながら電気アンマを数分掛け続けた。

「…」

やがてバンが完全に反応を見せなくなった。

「今度こそくたばったか?」

センはそう言うとマスクに顔を近付けた。

(「大丈夫かぁ、バン?」)

一応、素に戻りバンの意識を確認する。

(「…何…とか…」)

マスクの中から小さな声が聞こえ、頭が少し動いた。

「次の段階に移ろうか?」

センはそう言うと机の引き出しからカッターナイフを取り出した。
そしてそれを持ってバンの股間に座り込んだ。

「…な、…何を…?」

バンの頭が持ち上がる。

「お前を解剖するのさ。お前の太くていやらしいペニスを拝んでやるのさ!」

「…や、…止め…ろ…ぉ…!!」

バンが体を激しく動かす。

「大人しくしてろッ!!」

センはそう言うとバンの睾丸を思い切り握ってやった。

「ぎゃあああっっっ!!」

バンの悲鳴が耳を劈く。
その間にセンはスーツの股間の部分を持ち上げ、ナイフで切り込みを入れた。

ビッ…!!…ドロッ…!!

破れたスーツの間からバンの精液がドロドロと零れてくる。
センはその中へ手を突っ込んだ。
ねちょねちょという音が響き、センの手にはバンが出した精液がネバネバと纏わり付いた。
程なくしてセンはバンの熱いペニスを握った。


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