非番の情事 第41話
「…あッ!!はッ!!ああッ!!」
バンの喘ぎ声が絶え間なく続いている。
それと同時に、
ジュル、ジュボジュボ…!!
という淫猥な音。
「…もッ、もうッ!!止めてくれェェェッッッ!!勘弁してくれェェェッッッ!!」
センはバンの射精したばかりのペニスにしゃぶり付き、その若いエネルギーを吸い上げている。
射精したばかりのペニスに刺激を与えられれば、痺れと苦痛を伴う快感が体中を支配するからだ。
ジュッ、ジュルッという淫猥な音も部屋中に広がる。
「…ふああっ!!」
バンが小さな喘ぎ声をあげた。
と同時に全身から力が抜け、ガクリとなった。
「…はぁ…、…はぁ…」
バンは大きく息をしている。
それでもバンのペニスは少しは萎縮したものの、未だに勃起したままだった。
「そんなに気持ちいいのか、デカレッド?ならもっとやってやろう!」
センはそう言うと体を起こし、再びバンのペニスをスーツ越しに掴んだ。
「んッ!!」
バンが体をピクリと反応させる。
センはゆっくりとバンの勃起したペニスを揉み始めた。
指と手のひらで包み込み、丁寧に解すように。
グチュ、グチュ…!!
「…あ、…は…ぁ…。…ん…ッ…!!」
その刺激に合わせ、バンが頭を動かす。
その刺激からこの上ない快感がじんわりとペニスからバンの脳内に流れているに違いない。
その証拠に半分萎縮していたペニスが再び硬さを取り戻し、熱くなってきているのだ。
「…気持ちいいか、デカレッド?感じてしまってるのか?」
センがそう言うとバンは、
「…ッ!!」
と一瞬黙り込む。
そして、
「…や、…やめ…ろ…。…もう、…充分…だろ…!!」
とあくまでも役になり切るバン。
「何を言ってるんだ、デカレッド?お楽しみはまだまだこれからじゃないか」
センはそう言うとバンのペニスをキュッと掴み直した。
そしてスーツ越しにゆるゆると扱き始めた。
クチュ、クチュクチュ…!!
「ああっ!!はうっ!!ああッ!!」
バンのペニスは依然、硬さを失わない。
そして時折、体を弓なりにしながらその快感を体全身で受け止めている。
「…もッ、…もう…止めてくれ…ッ…!!」
「ほらぁ。こんなに濡れてきているじゃない?」
センは右手でバンのペニスを扱きながら、左手でその先端をクリクリと弄ってやった。
ヌルヌルとした感触がセンの指に伝わる。
「ああああッッッ!!」
バンの悲鳴が大きくなった。
「やッ、止めろォォッッ!!」
先端に刺激を与えられ、大きく悶えるバン。
その先端からはドクドクと先走りが溢れてきている。
更にスーツの中でクチュクチュという淫猥な音がしている。
バンの精液とスーツの生地、そしてペニスが擦れ合い、見事なハーモニーを奏でている。
「ほぉら、こんなにエネルギーが溢れ出しているじゃないか。お前のいやらしいエネルギーがな!もっと搾り出さないと体に毒だぞ?」
センはそう言うと瞬間的に激しく扱き始めた。
グチュグチュ…!!
「うぐわあああッッッ!!」
バンの悲鳴が更に大きくなる。
「フフフ。もう一度強制射精させてやる!」
「やッ、止めてくれえええッッッ!!もッ、もうッ、出ねぇよォォォッッッ!!!!」
それでも扱くのを止めないセン。
出ないと言いながらも未だにその硬さを変えないバンのペニス。
やがて。
「…あ、ああ…。…イ、…イきそう…ッ!!」
センは最後に向けて更に刺激を与え続けた。
「ああああッッッ!!イクッ!!イクゥゥゥッッッ!!!!」
ドビュッ!!ドビュドビュゥゥゥッッッ!!!!
次の瞬間、物凄い音がしてバンは再び射精した。