非番の情事 第39話


「…あッ、…はッ…!!」

さっきから喘ぎ声をあげ続けるバン。
ビンビンに勃起したペニスを刺激し続けるセン。
センの手の動きに合わせるかのようにバンが喘ぐ。
バンのペニスはセンの刺激でムクムクと急成長し、今や完全にその形を現している。
いや、いつもよりも大きくなっているような感触だ。
それもそのはず。
散々、焦らし続けてきたのだから。

「なぁ、デカレッド」

センはバンに声を掛ける。

「質問に答えろ、デカレッド。オレが触っているコレは何なんだ?」

ゆっくりとバンのペニスを擦るセン。
ペニスと睾丸とを包み込むように優しく撫で、手が裏筋からくっきりとしているくびれに当たるたびにバンが声をあげている。

「…ッ!!」

それでも答えないバン。

「そうか、答えないか。じゃあこの刺激を強くするよ?」

センはそう言うとバンのペニスと睾丸をグッと掴み、そのまま激しく上下に揺すった。

「ああああっっっ!!やッ、止めろォォォッッッ!!」

バンが体をグインと伸ばし、大声をあげた。

「なら答えろ。これは何だ?」

「ああああっっっ!!」

恥ずかしさも手伝うのか、それとも興奮しているのか、バンの声がますます大きくなった。
そのうち、バンのペニスの先端の光沢が色を失った。
と同時に、

クチュクチュ…

という小さな音がそこから聞こえ始めた。

「何だ、この音は?お前のココからしているのか?」

センも興奮の絶頂にいた。
本当にヒーローを犯しているような錯覚に陥る。

「…あッ、…ああ…ッ…!!」

バンは今や抵抗を忘れ、センの責めに身を任せている。

「オレの質問に答えるか、デカレッド?」

「…ス…」

バンが何かを呟いた。

「ん?聞こえないぞ」

「…そこは…、…オレの…、…ペ…ニ…ス…」

「どんなペニスなんだ?」

「…太くて…、…黒くて…、…いやらしい…」

センはもう少しで吹き出しそうになった。

(…自分でそうやって言うか、普通…?)

「ここを刺激すると何が出てくるんだ?」

センに完全にされたい放題のバン。
しかも従順さは忘れていない。
よほど快楽を与えて欲しいようだ。

「…ッ…!!」

バンが一瞬言葉に詰まる。

「ココを刺激すると何が出てくるんだと聞いているんだ!」

センは刺激を更に強くする。

グチュグチュ…!!

「うわあああっっっ!!」

バンがバタバタと暴れる。

「そッ、それ以上刺激しないでくれェェッッ!!」

射精が近いのか、バンが悲鳴をあげた。

「なら答えるか?」

「…こッ、…答える…からッ!!」

バンが息も絶え絶えに言う。
センはバンのペニスと睾丸を包み込んだまま、一度動きを止めた。

「…ぅくッ、…はぁ…、…はぁ…」

バンが大きく息をする。
その胸の動きに合わせて乳首が大きく動く。
それがまたいやらしい。

「お前の太くて黒くていやらしいペニスを刺激されると何が出てくるんだ?」

「…精液が…出てしまう…」

「…ならば出させてやろうッ!!」

センもペニスをビンビンにさせていた。
それがさっきからバンの背中を突き刺している。
センはバンペニスと睾丸を掴み直し、手を激しく上下に動かし始めた。

「うぐわあああっっっ!!やッ、止めろォォォッッッ!!止めてくれェェェッッッ!!」

悲鳴をあげ、頭をガクガクと振るバン。
でも体はピクリとも動かさない。
抵抗をすっかり忘れ、どっぷりと快楽に浸かっているようだ。

「ああッ!!ああッ!!」

やがてバンが短く声を発するようになってきた。

「イッ、イきそうッ!!」

それでもセンは刺激を止めない。

「イクッ!!イクッ!!ちッ、ちきしょおおおッッッ!!!!」

ドビュッ!!ドビュドビュゥゥゥッッッ!!!!

バンが絶叫した瞬間、腰がグッと持ち上がり、スーツがビクビクと揺れた。
と同時にバンのそこから真っ白い精液がスーツ越しに少し飛び出した。


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