非番の情事 第38話


SWATモードに変化したセン。
ズカズカと大股で歩き、仰向けに倒れているバンの頭上に回りこみ、どっかと腰を下ろした。
バンは今、大きく息をし、その吐息がマスクから漏れている。
スーツの乳首の部分はセンが舐めたりしたために円形状に光沢を失っている。
そして何よりも。
バンのペニス。
これからセンに徹底的に甚振られることになっているそれは少しずつ大きさを増しつつあった。
センはバンの両脇の下に手を入れ、グイッと持ち上げ立ち上がった。
するとバンはセンが動きやすいようにゆっくりと立ち上がった。
そのまま背後へ移動するセン。
それにつられるように、バンもゆっくりと動いてくれた。
壁際にたどり着くとセンはバンに背後からべったりとくっついた。

「…覚悟しろよ、デカレッド。これからお前に快楽という名の地獄を見せてやる」

センはそう言うとバンを両脇で抱え、腰を下ろす。
同じようにしてゆっくりとしゃがみ込むバン。
そして両足を伸ばし、センに凭れかかった。

「…や…め…ろ…ぉ…」

小さな声でバンが呟く。

「あくまでも抵抗する気か、デカレッド?…けどその強がりもいつまで続くかなぁ?」

センはそう言うと両手をバンの胸へ回し、ゆっくりとその胸板を撫で始めた。

「んッ!!」

センの手がバンの両胸で妖しく動く。
それが乳首に触れるたびにバンはピクリと体を跳ねらせる。

「…やッ、…ああッ…!!」

センはバンの乳首の上で妙な動きを繰り返す。
爪で引っ掻いてみたり、乳輪に沿って指を動かしてみたり。

「…ふああ…ッ、…ああ…ッ…!!」

そのたびにバンが喘ぐ。
センはバン越しにそのペニスを見てみる。
感じてしまっているらしい。
少しずつだがバンのペニスが大きさを増している。
しかも体が跳ねるたびにそれもピクピクと動くのだ。

「…セ…、…センちゃん…!!」

息も絶え絶えにバンがセンを呼んだ。

「…もう…、…触って…。…もう…、…我慢…出来ねぇ…ッ!!」

「何を?」

センは分かってはいたが敢えて焦らしてみた。

「…ッ!!」

バンが一瞬息を飲んだのが分かった。

「何を触って欲しいの、バンん?」

「…オレの…、…オチンチン…、…弄って…」

「…良く出来ました♪」

センはそう言うと右手をゆっくりとバンのペニスに向かって伸ばし始めた。

「デカレッド、1つ聞きたいことがある」

そう言いながらセンはその手を少しずつバンのペニスに近付けていく。
バンの息遣いが益々荒くなっていくのが分かる。

「さっきからお前の腹の上でピクピクしているのは何だ?」

センはそう言うとバンのペニスをそっと撫で上げた。

「ああああっっっ!!」

バンがこの上ない声をあげる。

「なぁ、デカレッド?これは何だと聞いているんだ」

そう言いながらペニスを優しく撫で続けるセン。

「ああああっっっ!!やッ、止めろォォッッ!!へッ、変なとこに触るなよぉっ!!」

デカレッドとしてのバンはそう言いながらセンの束縛から逃れようとする。
センはそうはさせまいと両足をバンの両足に後ろから絡ませた。
そして無理矢理バンの足を広げた。

「さっき柔らかかったコレが今ではすっかり硬いじゃないか。しかも大きくなっていないか?」

センがバンのペニスを上下に手のひらで擦るので完全勃起していた。
相変わらずな太さ、カリの大きさ、熱さ。

「やッ、止めてくれぇェェッッ!!」

バンの悲鳴が部屋に響き渡っていた。


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