非番の情事 第29話
クチャ、クチャ…
淫猥な音が倉庫内に響く。
「…うッ…、…クゥ…ッ…!!…んんッ…!!」
バンが小さく喘いでいる。
バンのスーツの股間から飛び出しているペニス。
それはセンの刺激によって完全体となり、その先端からは先走りをポタポタと床に垂らしている。
…クチャ、…ヌチャ…!!
センの手とバンのペニスが淫猥な糸で繋がる。
「そんなに感じてるのか？…ったくぅ、ホントはオレに犯されるよりも前からそういう願望があったんじゃないの、バンは？」
センがわざと揶揄を投げかけると、
「…い、…言わないで…」
とバンが顔を真っ赤にして小さく言った。
「…こんなになってるヤツにはもっとお仕置きが必要だね？」
センはそう言うと右手はペニスを握り、左手をバンの胸に這わせた。
バンの胸はしっかりと筋肉が付き、腹筋も程よく割れている。
「…オレ好みの体形なんだよな、バンは」
センはそう言うと、バンの胸の小さな突起をキュッと摘んだ。
「んあッ!!」
バンが悲鳴をあげる。
「…感じちゃった？」
センはそう言うと、今度はバンの右胸にそっと口付けした。
「ああああッッッ!!」
その途端、バンが大きな声をあげた。
「フッフッフ…。もっと感じさせてやるよ」
するとセンは、グリーンのスーツの股間から、自身の大きく勃起したペニスを取り出した。
ヌチャ…!!
それも淫猥な糸を引き、スーツを汚していた。
そしてそれをバンのペニスに押し付けた。
そして腰を動かし、ねっとりと絡み付け始めたのだ。
「ふああああッッッ!!せッ、センちゃんッ!!」
バンが体を動かす。
それと同時に腰も動かし、センのペニスに自分のペニスを押し付けてきた。
センはそのままバンの乳首を軽く噛んだり、舌で転がしたりする。
「ああッ!!うああッ!!」
バンのよがる声がますます大きくなる。
バンの胸のスーツ、「１」と大きく書かれた右胸の黒色が光沢を失う。
そしてセンはもう一度バンのペニスを握り上げた。
「うぐッ!!」
バンが声をあげる。
そしてセンを見た。
センの目はギラギラと輝き、口元には笑みが浮かんでいた。
次の瞬間、センはそのままバンのペニスをいきなり激しく扱き始めたのだ。
「ああああッッッ!!!!」
バンがますます声を荒げる。
グチュグチュ…!!
「オラッ!!感じるんだろッ!?オラオラッ!!」
センがいつになく激しくバンのペニスを扱くと、そこから先走りがドロドロと溢れ出した。
そしてそれはセンの指に絡み付き、
グチャ…、ニュチュ…!!
という淫猥な音を大きくさせた。
「…あ…、…あぁ…ッ…!!」
バンはすっかりその快楽に溺れている。
顔は真っ赤に上気し、程よく筋肉の付いた胸板は大きく上下し、目は潤み、口からは涎が垂れている。
しかもセンの攻撃に抵抗する素振りも見せず、肩の位置で両腕をしっかりと横一文字に開いている。
バンのペニスからは後から後から先走りが溢れ、淫猥な糸を引き、グチュグチュといやらしい音を奏でている。
バンはセンのされるがままだった。
「…気持ちいいかい、バンん？」
センが尋ねるとバンは虚ろな表情のままガクガクと首を縦に振った。
「…も、…もう…すぐ…、…イき…そう…」
その瞬間、センはこれでもかというくらいにバンのペニスを高速で扱き上げた。
「ぐわあああっっっ!!イッ、イクッ!!」
と次の瞬間、センはバンのペニスから手を離した。
「…ああっ!!…う…ん…」
バンは信じられないという顔でセンを見た。
「バァカ！ここでイってしまったら今夜の楽しみがないだろう？ほら、さっさとおチンチンを片付けて！」
センはそう言うとバンのペニスを強引にスーツの中に収めた。
そして２人でスーツを解除し、倉庫を出た。