非番の情事 第21話
更に1日が過ぎた。
のんびり穏やかな午後。
部屋のチャイムが鳴った。
「よッ、セぇンちゃん♪」
バンがニコニコしながら言った。
すっかり変わった。
余程性教育が楽しかったのか、それとも快楽を覚え、貪りたいのか。
昨日も、今日来ることを拒まなかった。
「いらっしゃい、バン」
「早く始めようぜ♪」
バンはそう言うとポーズを構えた。
「エマージェンシー!!」
そう叫ぶとデカスーツが装着される。
鮮やかな赤色の、光沢のあるスーツ。
そのスーツの中心、男の象徴であるペニスは既に勃起し、テントを張っていた。
「さッ、センちゃんも早く!」
「…あ、ああ」
バンのペニスを見ただけでセンのペニスも大きくなっていた。
「…エマージェンシー!!」
同じようにデカスーツに包まれるセン。
そのグリーンのスーツの股間が窮屈そうにピクピクと動いた。
「早くッ♪早くッ♪」
「…何だかねェ…」
センはそう言うとバンの股間の前にしゃがみ込んだ。
バンは目を輝かせ、少し荒い息をしている。
「…ったくバンはぁ。どうしてこんなにスケベになってしまったんだ?」
センはそう言うとバンの股間に顔を埋めた。
そしてその大きくなったペニスをスーツ越しにしゃぶり始めた。
「…んッ!!…あっ!!」
バンが目を閉じ、顔を上げて恍惚とした表情を浮かべる。
センは暫くの間、バンの大きく勃起したペニスをスーツ越しに舐め上げたり、口に含んだりしていた。
「ねぇ、バン。オレのも気持ち良くしてくれる?」
センはそう言うとバンの前に足を投げ出して座り込んだ。
「オレもイきたいな…。バンの手でさ」
「…しょーがないなー、センちゃんは!エロイんだから!」
「お前に言われたくないね!」
センがムッとする。
バンは小さく笑うと、
「オレに任せてよ、センちゃん。たっぷり奉仕してあげるから!」
と小生意気に言い、センの唇にそっとキスをした。
「センちゃんのチンチンもデカくなってるね!」
その言葉にセンはゾクッとする。
バンはスーツ越しにセンのペニスを撫で始めた。
「…んあっ、…ああっ…。…ば、バンん…」
センが歓喜の吐息を漏らす。
「相変わらずデケェな、センちゃんの。まぁ、オレのよりは小さいけどな!」
そう言うとバンは何かを取り出した。
「センちゃんのも見たいなぁ。…取り出しても良い?」
「ああっ!!」
その言葉にまたもやゾクゾクと来る。
「あれえ?センちゃん、濡れてるよぉ?」
バンがセンのペニスの先端を指差す。
光沢のあったスーツが色を失っている。
ビッ…!!
バンはセンのスーツを摘むと切り込みを入れた。
そしてその中へ指を突っ込む。
ヌチョ…!!
「んあああっっっ!!」
センが思わず声をあげる。
バンの指がペニスに絡まっている。
バンの指が触れた瞬間、センのペニスはビクビクと揺れた。
「…うわぁ、スーツの中グショグショだぁ!」
バンはそう言いながらその中心からセンのペニスを引きずり出した。
ビンッ!!
音が聞こえるかのように、センのペニスは勢い良く直立した。
「もうこんなになってぇ。お仕置きだぁッ♪」
バンが意地悪くニヤリとする。
センのペニスは興奮の絶頂で、先走り液をドロドロと流し、その黒ずんだそれを輝かせていた。
次の瞬間、強烈な電流がセンの体に流れた。
「うああああッッッッ!!!!」
センが大声をあげる。
ジュッ、ジュル…!!
「…ん…、…ふ…」
バンがセンのペニスに食らい付いているのだ。
頭を上下に動かし、舌で一生懸命にセンのペニスを舐め上げる。
「…んああっ!!…バッ、…バンん…!!」
センが大声をあげた。
するとバンは口からセンのペニスを抜いた。
「今まで散々虐められたからね。今日はそのお返しをたぁっぷりとさせてもらうからね♪」
そう言いながらバンはセンのペニスをゆるゆると扱き始めた。
グチュ、グチョ…!!
「…あッ、あッ、はぁぁっ!!」
センは声をあげずにいられなかった。
あのバンが、あんなに嫌がっていたバンがセンのペニスを自ら扱いたりしゃぶったりしている。
「…もっと気持ち良くしてやるよ!」
バンはそう言うとセンのペニスを持ち直した。