非番の情事 第18話


「じゃあ、バン。俺のを握って」

センがそう言うとバンは恐る恐るセンのペニスに手を伸ばし始めた。
ゆっくりとバンの手がセンのペニスに近付いてくる。
センは息を飲んだ。
今、まさにペニスはバンの餌食になろうとしていた。

「…んッ!!んあああッッッ!!」

次の瞬間、センの体に凄まじいほどの電流が流れた。

「…あはッ!!」

センは小さな呻き声をあげた。
センの大きく勃起したペニス。

「…硬くて、…太い…、センちゃんのおチンチン、すっげぇ…」

バンが小さく呟き、センのペニスをマジマジと眺める。

(…そ、そんなに…、…見るなよ…)

バンに見られているだけでもイきそうなセン。
だがバンはセンのペニスを2〜3度、強く握ってきたのだ。

「ああああッッッ!!」

ジュプッ…!!

一瞬、センの腰が浮き上がった。
と同時に、センのペニスの先端が光沢を失い、そこから白い液体が少し滲み出した。

「…感じちゃってるんだ、センちゃん?」

バンがセンを見た。
しかも少し笑っている。
そんなバンにも1箇所だけ変化が見られた。
足の付け根、男子の象徴であるペニス。
それがさっきよりも大きさを増したように思えた。

「どう、バン?オレのおチンチンは?」

センがそう言うとバンは、

「…信じられないよ。…センちゃんと、…こんな事してるなんて…」

と言って再び強く握ってきた。

「くっ!ああっ!」

(…気持ちいい…!!)

センは今、憧れのバンにお仕置きをされている気分だ。

『こんなに大きくして、やらしいペニスだね、センちゃんは』

『ああっ!バッ、バン様ぁ。おッ、お許し下さいッ!!』

『やぁだね♪もっとお仕置きだッ!!』

なんていう妄想が浮かぶ。

「…さてと、バン。オレの言うことを何でも聞くんだったよね?」

センが言うとバンは、

「…しょうがねぇから聞いてやるよ!」

と言った。
センがニヤリとした。

「じゃあ、オレのチンチンをしゃぶって」

「!」

バンが驚いた表情を見せた。

「オレがやってあげたように、バンもオレのを気持ち良くしてよ」

暫くしてバンの顔がセンのペニスに近付いてきた。
バンの口が少し開く。
そしてその中から真っ赤な舌が出てきた。
そしてそれがスーツ越しに大きく勃起したペニスの先端に触れた途端、

「はあああっっ!!」

センは大きく喘いだ。

(…バンが…)

センは頭がぼぉっとしていた。

(…バンが…、オレのペニスを舐めてる!…オレのペニスがバンに食べられちゃってる!)

「…しょっぱい…」

先走りを舐めたのか、バンがそう呟いた。

「…い、いいよ、バン。そのまま続けて」

センがそう言うとバンは再び先端で舌を動かし始めた。

…ピチャ、…クチュ…

男のモノをしゃぶるのは初めてだからぎこちなく、バンは先端責めを繰り返す。
その舌で、一生懸命にセンのペニスの先端を舐める。
それがくびれに当たるたび、センの体に言いようのない電流が流れた。

『今まで散々虐めてくれたね、センちゃん。そのお仕置きだよ!』

『ああっ!…バッ、バン様ァッ!!ゆッ、許して下さいッ!』

妄想の中のバンは小悪魔のように意地悪い笑みを浮かべ、センのペニスを責めまくっている。

「…あッ、あッ!!」

センの口からは快感の声が漏れる。

「…ば、バン。もっと全体を舐めるように…」

センが言うとバンはセンのペニスをスーツの上の方へ真っ直ぐに伸ばし、アイスキャンディーを舐めるようにセンの硬いペニスの裏筋を下から上へ、上から下へ、様々な角度から舐め始めた。

「ああっ!ああっ!あああっっ!!」

センは気持ち良くて快感の声をあげまくる。
とその時、バンが突拍子もない行動に出た。


第17話へ戻る    第19話へ進む


メニューに戻る