僕だけのヒーロー 第49話


ピンポーン!

僕の部屋の呼び鈴が鳴りました。

「呼んだかい、シオンん?」

扉が開き、そこには竜也さんがニコニコと微笑んでいます。

「竜也さぁん!」

僕は入口まで駆け寄ると、思い切り竜也さんに抱き付きました。

「ど、どうしたんだよぉ、シオンん?何か、ちょっと気持ち悪いぞぉ?」

そう言いながらも竜也さんもヘラヘラとしています。
と、その時でした。

「お〜い、入口でイチャつかないでくれるかぁ?“邪魔”なんだけど!」

竜也さんの後ろには、竜也さんよりも長身のガッシリとした男性が。

「ドモンさん!」

僕は竜也さんの腕の間から顔を出しました。

「…あれ?ドモン?お前も?」

「お前もってことは、竜也もか?」

竜也さんとドモンさんはお互いに顔を見合わせた後、僕を見ました。

「ええ。お二人を呼んだのは僕ですよ」

この時、僕の心臓は、竜也さんにも聞こえてしまうんじゃないかと言うくらいドキドキと早鐘を打っていたのです。

 

新型兵器を開発したので、竜也さんとドモンさんに実験台になってほしいと言ったのが始まりでした。
もちろん、2人は二つ返事でOKでした。
多分、本当に兵器だと思っているのでしょう。
でも、僕が言う“兵器”は違っていました。
それは2人を処刑するための、“僕だけの兵器”だったのです。

「で、俺らはどうすればいいんだい?」

竜也さんが優しく尋ねてきます。

「まずクロノチェンジして下さい。もちろん、マスクはなしで」

さっきよりも心臓がドキドキしているようです。
本当に2人に勘付かれるんじゃないかと言うくらい。
おまけに僕のアソコもパンパンに大きくなり、テントを張りそうになっています。
それには気付かれないように、時々、下半身を動かしながら必死に誤魔化します。

「いくぞ、ドモン!」

「おうっ!」

クロノチェンジッ!!

次の瞬間、竜也さんとドモンさんの体が光り、竜也さんは光沢のある鮮やかな赤色の、ドモンさんは鮮やかな黄色のスーツに身を包まれていました。

「で、次はどうするんだよ?」

ドモンさんがきょとんとして僕に聞きます。

「…ドモンさぁん!」

僕はそう言うと、ドモンさんに抱き付きました。

「ちょ、シ、シオン様?」

明らかにドモンさんが戸惑っています。
ドモンさんの体はいつも筋肉でガッチリしていて、腹筋なんか特に凄いです。
ごつごつとした割れ目が、僕の手に伝わってきます。

「行きます!」

僕はそう言うと、ドモンさんをグイグイと押し始めました。

「お?お?」

ドモンさんが変な声をあげながら、壁に向かって押されていきます。
そして僕は、壁に背中をもたせ掛けたドモンさんを大きくバンザイさせ、その両腕を手首のところで、そして両足も肩幅程度に開かせてその足首のところで固定しました。

「なっ、何だよッ、これッ!?」

ドモンさんは明らかに驚いています。

「ど、どう言うつもりだよっ、シオンッ!?」

竜也さんがちょっと驚いています。

「次は竜也さんの番です!」

僕はそう言うと素早く竜也さんに抱き付きました。

「ちょ、シッ、シオン様ッ!?」

竜也さんが僕から逃れようとします。

「そうはさせませんよ!」

僕はとにかく暴走モード。

「ウソォッ!?」

竜也さんがビックリして悲鳴をあげるほどです。
だって、抵抗している竜也さんを押していくだけの力を発揮していたのですから。
もちろん、竜也さんも本気で抵抗しているわけではなかったからでしょうか。
あっと言う間に竜也さんも壁際に追い込み、ドモンさんの隣りで、ドモンさんと同じようにX字で拘束しました。

「シッ、シオンッ!?」

「はッ、放せよッ!!」

どちらも体をひねろうとしたり、足をバタバタさせようと試みます。

「アハハハハ!」

僕はとうとう堪え切れなくなって、笑い始めてしまいました。

「クロノチェンジィッ!!」

僕は次の瞬間、タイムグリーンにクロノチェンジしていました。

「…シオン?」

ちょっと落ち着いた竜也さんが僕に言います。
僕はそう言うと2人の前に立ちました。

「シオン?」

ドモンさんの目線が僕のアソコに行き、驚いて僕を見上げました。

「新型兵器って言うのは、お二人を処刑するための新型兵器なんですよ!それが完成したので、ちょっと実験台になってもらおうかなぁって思って…。まさか、本気で戦いのための新型兵器だと思ってました?」

その瞬間、竜也さんとドモンさんは同時に首を縦に何度も振りました。

「…ったく…。今日はたぁっぷり甚振ってあげますからね!」

僕はそう言うと身動きの取れない2人の前に立ちました。
そして右手で竜也さんの、左手でドモンさんの股間をそっと包み込みました。

あぁ…ッ!

竜也さんもドモンさんも体をビクリと跳ねらせ、顔を天井に向けます。
竜也さんもドモンさんも、アソコはまだ普段の大きさでした。

「覚悟して下さいね!」

僕はそう言うと、ゆっくりと両手を動かし始めました。

「…あっ!…んっ!…くぅ…ッ!!」

僕の両手は、竜也さんとドモンさんのアソコの上で妖しく動きます。
お二人のアソコを丁寧に愛撫するように、指先や手のひら全体で撫でていきます。

「…ああ…ッ!!…くッ…、…あぁ…ッ!!」

次第に、竜也さんとドモンさんのアソコに変化が現れ始めました。
次第に硬さを増し、僕の手の中に収まり切らなくなってきました。

「ああッ!!シッ、シオン様ぁッ!!」

二人のスーツの中でそれぞれのアソコがクッキリと天を向いて勃ち、ベルトを窮屈そうに押し上げています。

「…ん〜…」

2人のアソコを撫でたり上下したり、揉んだりしながら僕はブツブツと独り言を呟きました。

「棒の長さや太さはドモンさんの方が長かったり太かったりしますね…」

その声にドモンさんは竜也さんの方を見てニヤリと笑いました。

「でも全体のボリューム感は竜也さんの方ですね…」

すると今度は竜也さんがドモンさんを見てニヤリと笑いました。

「フフフ。それにしてもいい眺めですよ」

僕の目の前には、アソコを大きく勃起させた大の大人2人が、両手両足を拘束された状態で為す術もないまま立たされているという異様な光景でした。

「さぁ、次はどうしましょうか?」

僕はそう言うと竜也さんのもとへ行きました。

「…シ、シオン…様?」

竜也さんの目が明らかに怯え、大きく息を飲み込みました。

「まずは竜也さんを…」

僕はそう言うと竜也さんの前で屈み込みました。
目の前には竜也さんの大きく勃起したアソコがあります。

「たぁっぷり気持ちよくしてあげますよ、竜也さん」

僕はそう言うと、竜也さんのお尻に両手を回しました。

「やっ、止めろぉぉっ!!」

竜也さんが叫びます。

「…竜也さんのここ、凄い…」

僕はそう言いながら竜也さんの筋肉質なお尻を揉み込みます。

「…んッ…、…んんッ…」

「…はぁ…、…はぁ…ッ…!」

ドモンさんが淫らな竜也さんを見ながら息を荒くしています。

「では…」

僕はそう言うと、竜也さんのアソコに顔を埋めました。

「はぅああああっっっっ!!!!」

その瞬間、竜也さんが叫び声をあげました。
スーツの破れ目に顔を突っ込んでいる僕。
股間部分の、独特な臭いが僕を興奮させます。

「あああっっっ!!やッ、止めろぉぉぉっっっ!!止めてくれぇぇぇっっっ!!」

竜也さんの悲鳴が上から聞こえてきます。
僕は大きく息を吸い込みました。
竜也さんの臭いが僕の鼻を劈きます。
目の前には竜也さんの大きく勃起したアソコが。
それにそっと鼻ずりや頬ずりをします。

「んッ!!んんッ!!」

竜也さんが呻きます。
そしてアソコの先端にたどり着いた時、僕はそこを唇で包み込みました。

「ああっ!!」

竜也さんの体がビクリと跳ねました。

…チュッ…、…クチュッ…!!

淫猥な音が響きます。

「…はっ…、…あぁ…ッ…!!」

僕の口の動きに合わせるように竜也さんが喘ぎます。

「竜也ぁ…。…すんげぇ、エロいぞ…!」

ドモンさんの声がすると、

「…る…っせぇ…ッ!!」

と言う竜也さんの声。

ジュルッ、ジュボッ!!ジュボジュボッ!!

そのまま竜也さんのアソコをゆっくりと奥まで咥え、大きく吸い込みます。

「ああっ!!ああっ!!ああっ!!」

やがてそれはスーツの破れ目から、僕に引っ張られるようにして外へ飛び出してきました。

「うああああっっっっ!!」

竜也さんが絶叫します。

「…次は…」

竜也さんのアソコの淫猥な糸を口元に垂らしながら、僕はドモンさんを見ました。

「っていうか、ドモンさん、既に飛び出していますし…!」

僕は思わず吹き出しました。
ドモンさんの大きく勃起したアソコは、僕と竜也さんの光景を見て更に興奮したのでしょう。
既にスーツの破れ目から飛び出し、ブラブラと揺れていたのです。

「じゃあ、ドモンさんも同じ目に遭わせてあげます」

僕はそう言うとドモンさんのアソコを優しく包み込みました。

「はぅあ!」

ドモンさんが体をビクリと跳ねらせます。

「覚悟はいいですか、ドモンさん?」

「…はぁ…、…はぁ…!」

ドモンさんは目をギラギラさせ、まるで野獣のように僕を見ています。

「…早く…」

ドモンさんが呟きます。

「…早く、…オレのを…、…咥えてくれ…!」

「フフッ!」

僕は笑うと、ゆっくりとドモンさんのを口の中に含みました。

「ああああっっっっ!!」

ドモンさんのを咥えた瞬間、ドモンさんが叫びました。

ドクン!

僕の口の中に、後から後からドモンさんの先走りが溢れてきます。

ジュッ!ジュルルルルゥゥゥゥッッッッ!!!!

思い切り吸い上げる僕。

「うおおおおおっっっっ!!!!」

ドモンさんが雄叫びをあげ、自分から腰を振り始めました。

「んっ!ぐっ!?」

予想外の展開に、僕は思わずえづき、ドモンさんのを放しました。

「大丈夫かっ、シオンッ!?」

ゲホゲホと咳き込む僕を見て、竜也さんが叫びます。

「すっ、すまん!つい…」

ドモンさんが慌てて言います。

「…ドモンさん、酷いですぅ…」

僕はそう言ってドモンさんを睨み付けました。

「もっ、申し訳ありませんッ!シオン様ッ!!」

僕は立ち上がり、ドモンさんのアソコをギュッと握りました。

「うっ!」

「愛撫はここまでです!」

そう言って僕は竜也さんを見ました。
竜也さんのアソコも興奮状態でビンビンになったままです。

「そろそろ甚振ってあげましょう」

そう言うと僕は机の上のものを手に持ちました。

「それは?」

竜也さんが尋ねます。

「これが新兵器なんですよ」

僕はそう言いながら、竜也さんとドモンさんの大きく勃起したアソコに、黒いゴム状のものを巻き付けました。
ぱっと見、湿布薬のような感じのそれ。
それがこの後、最大の処刑道具になるとは2人ともまだ思ってはいないようです。

「フフフ。覚悟して下さいね」

僕はそう言うと机の上にあったリモコンを持ちました。

「…!!まっ、まさかッ!!」

竜也さんは気付いたようです。

「そのまさかですよ」

僕はそう言うと、そのスイッチを入れました。


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