僕だけのヒーロー 第41話
「ああああっっっっ!!!!」
僕の大きく勃起したアソコを竜也さんの手が包み込んだ瞬間、僕の体には物凄い電流が走りました。
と同時に、
グチュッ!!
と言う音がして、僕のアソコにヒンヤリとした感触がしました。
「うわっ、凄いよ、シオンん!」
そして竜也さんの上ずった声。
「こんなにヌルヌルになってるよ!」
そう言うと竜也さんは僕のアソコの先端を指でクリクリと引っ掻き始めました。
…キュッ、…クチュッ…!!
竜也さんの真っ赤なグローブと僕の光沢を失った緑のスーツの間で淫猥な糸が引いています。
「あっ!あっ!あっ!あっ!」
僕のアソコは物凄く敏感になっていて、竜也さんの指の動きに合わせるように僕も体をびくんびくんと跳ねらせ、リズミカルに声をあげました。
そうなんです。
僕の大きく勃起したアソコの先端は先走りが溢れ、よく見れば白いものまでがはっきりと見えるほどだったのです。
「感じてるんだね〜、シオンん?」
竜也さんが嬉しそうに言います。
そんな竜也さんの大きく勃起したアソコ。
僕のよりも大きく、硬いアソコ。
それがいつもよりも更に大きくなっているように見えました。
「…たっ、竜也さん…だって、…濡れてる…じゃないです…かぁ…ッ!!」
僕は息も絶え絶えに言いました。
そして竜也さんのそれに手を伸ばし、ギュッと握り締めました。
「ああっ!」
竜也さんが叫び、顔をしかめます。
「…くっ、食らえッ!!」
僕はそう言うと、竜也さんの大きく勃起したアソコをスーツ越しに激しく上下に扱きました。
「ああっ!!ああっ!!ああああっっっ!!!!…シッ、シオン様ぁッ!!」
…クチュッ、…グチュグチュグチュ…!!
暫くすると竜也さんのスーツはその部分が光沢を失い、その染みがどんどん広がってゆきます。
「ああああっっっっ!!!!」
竜也さんがますます声を大きくします。
グチュグチュグチュグチュ…!!
「ほらぁ!…竜也さんの方が、…淫猥じゃないですかぁっ!!」
「…くっ、くっそぉっ!」
竜也さんはそう言うと再び僕のアソコをギュッと握り締めました。
「ああああっっっっ!!!!」
今度は僕が声をあげる番でした。
「…フフッ!…シオンも、…同じ目に、…遭わせてあげるよッ!!」
そう言うと竜也さんの右手が上下に動き始めたのです。
グチュッ!!…グチュグチュグチュ…!!
「ああっ!!ああっ!!ああああっっっっ!!!!」
僕の体に物凄い快感の電流が流れます。
グチュグチュグチュグチュ…!!
「あっ!!あっ!!あっ!!」
竜也さんのアソコを握っている僕の手から力が抜けてゆき、ポトリとベッドの上に僕の右腕が落ちました。
目の前がぼぉっとしてゆきます。
「反撃する力もなくなったみたいだね?」
竜也さんが言います。
その時でした。
僕の下半身に痺れに似た感覚が襲ってきて…。
ドビュッ!!ドビュッ!!ドビュッ…!!
僕の腰が何度も何度もバウンドし、そして僕のアソコからは真っ白い精液がスーツを突き破らん勢いで飛び出してきました。
「…あ、…ああ…!!」
僕自身、何が起こったのかさっぱり分かりませんでした。
「…え?…も、…もう…!?」
驚いたのは竜也さんの方でした。
だっていきなり僕が射精したのですから。
「…シオン?」
ぼぉっと霞んだ目の向こうには竜也さんがきょとんとした表情で僕を見ています。
「お〜い、シオンん?」
「…あ…」
それだけを言うのが精一杯でした。
「大丈夫、シオンん?」
心配そうに僕を見ている竜也さん。
「…た、…竜也…さん…」
僕は両腕を竜也さんの方へ伸ばしました。
「よっと!」
竜也さんは僕の両腕を掴み、起き上がらせました。
「大丈夫?」
「…竜也さん。…竜也さん!」
僕は無意識に竜也さんに腕を回し、竜也さんをギュッと抱き締めました。
すると竜也さんも僕を抱き締め返してくれました。
「イっちゃうほど、そんなに気持ち良かったんだ?」
「…はい…」
ぼぉっとする頭で、僕は辛うじて答えました。
すると竜也さんは、僕を抱き締めているのを少し離すと、僕と向き合いました。
「…かわいい、…シオン…!」
竜也さんの優しい笑顔。
チュッ!
僕の唇に竜也さんの唇が重なりました。
「…竜也…さぁん…」
その時でした。
「…ちょっ、ちょっとっ!…シオンッ!?」
竜也さんの慌てた声が僕の上から聞こえました。