僕だけのヒーロー 第3話


「…竜也さん…」

僕は暫くの間、竜也さんの胸に顔を埋めていました。
自分の意志でもないのにクロノチェンジし、タイムレッドになった竜也さん。
その竜也さんのスーツを通じて、竜也さんの匂いがします。
それは汗臭いけど僕にとっては凄くいい匂いで、憧れの竜也さんを僕のものに出来るという興奮から僕のアソコは痛いくらいに勃起していました。
このまま竜也さんが眠っている間にスーツをビリビリに引き裂いて、その中から竜也さんのアソコを引き摺り出していただいてしまおうか。
そのくらい僕は興奮していたんです。

「でもね…」

僕はそう呟くとそっと顔を起こしました。
竜也さんの寝顔が間近にあります。

「竜也さん、ゆっくりと犯してあげますからね。そして僕だけのヒーローになってもらいますから」

僕はそう言うとゆっくりと竜也さんの足元に回りました。
股間の膨らみの向こうに竜也さんの寝顔が見えます。
竜也さんの胸は規則的に上下を繰り返しています。
これから起こることを全く知らず、本当に気持ち良さそうです。

「さてと…」

僕はそう言うとゆっくりと竜也さんの上半身を起こしました。
それでも竜也さんは目を覚ましません。
まるで操り人形のようにされるがままの竜也さん。

「よいしょ…」

僕はそのまま竜也さんの脇を抱えると、ゆっくりと立たせました。
ズルズルと竜也さんが引き摺られるようにして立ち上がりました。
壁の方へ眠ったままの竜也さんを移動させます。
と同時に壁に凭せ掛け、竜也さんの上半身を片手で抱えたまま、僕はズボンのポケットからビニール紐を取り出しました。

「抵抗されたら竜也さんに勝てないですからね」

僕はそう呟くとまず、部室の通気口に紐を通し、その柱でクルリと折り返しました。
そして竜也さんの両手を竜也さんの頭上よりも少し高い所で万歳をさせ、通気口に通した紐で縛り付けました。
今、竜也さんは両手を縛られ、首を垂れ、だらしない格好で眠っています。

「…次は…」

僕は今度は竜也さんの足を持ち、少しだけ開けました。
竜也さんの足が肩幅程度に開き、スーツのズボンから皺がすっかり消えました。
そのくらい竜也さんのスーツはピチピチなんです。
だからそれが僕をそそったんです。
そしてその両足も同じように足元の通気口で縛り付けました。

「…これでよし…」

僕は少し下がって遠くから達也さんを見ました。
竜也さんは体をX字に縛られ、アソコの部分が少しだけ盛り上がっています。
これで抵抗されずにゆっくりと竜也さんを僕だけのナイトに出来ます。

「早く起きてくれませんかねぇ…」

僕の右手はいつの間にか、自身の股間を揉みしだいていました。


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