僕だけのヒーロー 第2話


僕が憧れの竜也さんとこんな関係になれたのはとある事件がきっかけでした。
っていうか、僕が竜也さんを無理矢理洗脳しちゃったっていうだけなんですが。
僕はタイムレンジャーとして21世紀の世界にやってきて、竜也さんと知り合ってからずっと竜也さんが好きでした。
竜也さんは明るくてひょうきんで、常に前向きで。
暗い過去を背負っている僕なんかと全然違って。
まるで雲の上の人って感じでした。
いつの間にか、

「竜也さんの側にいたい」

という気持ちが、

「竜也さんとイチャイチャしたい」

へ。
そして、

「竜也さんのアソコで僕を犯してほしい」

と思うようになっちゃったんです。
竜也さんに犯されたり、竜也さんのアソコをしゃぶっている自分、そして気持ち良さそうにしている竜也さんを想像しながら自らを慰めたりすることもありました。
そのチャンスは意外にも早く訪れました。
僕1人でお留守番をする機会があったんです。

「行ってきまぁす!」

そう言ってアヤセさん、ドモンさん、そしてユウリさんがお仕事に出かけました。
もちろん、竜也さんも。
部屋はしんと静まり返っていました。
ぼんやりとしていると、

「ようっ!!」

と言って竜也さんが入ってきたんです。

「竜也さん、出かけたんじゃなかったんですか?」

僕がそう言うと、竜也さんは真っ白い歯を見せて、

「シオンをひとりにさせちゃ悪いだろ?」

と笑い、僕の頭をクシャクシャと撫でます。
間近にいる竜也さんの汗の匂いがします。
それだけでも僕のアソコは勃起しそうなのに、そんなこと言われたら…。

「…お、…お茶、入れてきますね!」

僕はそう言って台所へ向かいました。

 

「…竜也さんが悪いんですからね…」

僕は台所でそう呟くと竜也さんのお茶の中に白い粉を混ぜました。

「どうぞ」

台所から戻った僕は、竜也さんにお茶を差し出しました。

「サンキュー、シオン!」

竜也さんはそう言うとそれを一気に飲み干しました。
それに仕掛けがあるとも知らずに…。

「僕、自分の部屋に行ってきますね」

その時でした。
バタン、という音がしました。
僕の鼓動が物凄く速くなります。
振り返るとそこには竜也さんが倒れていました。

「…竜也…さん?」

僕はそっと竜也さんに近付きました。

「竜也さんってば!」

竜也さんの体に触れ、仰向けにします。
竜也さんはすぅすぅと寝息を立てていました。
僕はニヤリとしました。
竜也さんが飲んだお茶に強烈な睡眠誘導剤を入れておいたんです。
一気に飲んだから即効性もあるわけで。

「…竜也さん…」

僕は竜也さんに寄り添うと、竜也さんの胸に顔を埋めました。
トクン、トクンと竜也さんの心臓の音が聞こえます。
じぃっと竜也さんの体付きを眺めます。
僕の目は自然に竜也さんの足の付け根にいきました。
その時、竜也さんの体が光りました。
次の瞬間、竜也さんの体には真っ赤な光沢のあるスーツが纏われていました。
竜也さんがタイムレッドにクロノチェンジしたんです。

(第1段階は成功ですね)

僕はニヤリと笑いました。
竜也さんが飲んだお茶の中に入れておいたもの。
睡眠誘導剤とともに、自然にクロノチェンジする薬。
フェイスは着けてはいませんでした。
わざとそうなるように薬を調合したんです。
それからスーツは竜也さんの体のラインに沿ってピッチリと纏わり付き、筋肉の付き方、体のゴツゴツ感をしっかりと際立たせていました。
そして…。

ムクッ、ムクムク…ッ!!

(第2段階も成功!)

竜也さんの足の付け根。
その中心の若いもの。
それが物凄い勢いで急成長したんです。
勃起剤も含まれていたってわけで。
竜也さんの大きなアソコ。
どのくらいでしょうか。
それは太く、そして先端のくびれまでがクッキリと浮かんでいました。
よく見ると脈拍でピクピクと動いているのも分かりました。
それを見た僕のアソコはますますビンビンになって僕のズボンの前をパンパンに押し上げていました。


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