僕だけのヒーロー 第1話


夕日が傾く西の空。
その夕日が辺り一面を金色に染め始めています。

「…ふぅ…」

僕は窓の外を眺め、ぼんやりとしていました。
日の光の隙間を縫って、穏やかな風が僕の髪を撫でていきます。
と、不意に誰かに背後から抱き付かれました。

「シ・オ・ン♪」

その一言で誰だか分かりました。
僕と同じく、タイムレンジャーとして戦っている浅見竜也さん。
竜也さんは20世紀から21世紀を生きる人。
僕達30世紀の人間とは違います。
竜也さんは明るくて、いつも前向きで、物凄くカッコよくて。
僕の憧れの人でもあったのです。
その竜也さんがどうして僕に抱き付いているのか、皆さんには分かりますか?
しかも男なのに。
それにはちゃんとわけがあるんです。
竜也さんは僕だけのヒーローなんですから。

「遅いですよぉ、竜也さぁん!!」

僕はクルリと後ろを向くと竜也さんに対して膨れっ面をしてみせました。

「ごめん、シオン。仕事がなかなか終わらなくてさ」

竜也さんがニコニコしながら言います。

「他の皆さんは?」

「アヤセとユウリは仕事。ドモンは…」

そこで竜也さんはちょっと溜め息をつきました。

「相変わらず女の子をナンパ…」

「アハハ。ドモンさんらしいですね」

僕がそう笑うと、竜也さんも優しい笑みを浮かべました。
とそれも束の間。

「…なぁ、シオン」

突然、竜也さんが真顔になったかと思うと僕の肩に手を掛けました。

「…オレを、…甚振ってくれ」

「ええ、またですかぁ?この間も甚振ってあげたでしょお?」

「そんなこと言わないでさ、頼むよぉ、シオン様」

そう言うと竜也さんは僕をギュッと抱き締めてくれました。

「…カギ、閉めました?」

僕が尋ねると竜也さんは、

「だから誰もいないって!」

と言って笑いました。

「…でも…」

「心配性だなぁ、シオンは」

ちょっと苦笑すると竜也さんはドアのところまで行き、カギをガチャリとかけました。
そして再び僕と向き合いました。

「…じゃ、キスして下さい」

僕がそう言うと竜也さんは僕の腰に腕を回しました。
そしてゆっくりと竜也さんの精悍な顔が近付き、ちょいちょいと唇を摘むようなキスをしてくれました。
竜也さんは物凄くキスが上手です。
女の子と何人も付き合っていた証拠だと本人は自慢していますが。

「…竜也さん…」

体からフッと力が抜け、僕はそっと竜也さんに凭れかかりました。
次の瞬間、竜也さんの体が光ったかと思うと、竜也さんはタイムレッドに変身していました。
鮮やかな光沢のある真っ赤なスーツが竜也さんの体を包んでいます。
ピッタリと体に密着しているスーツが、竜也さんの体付きをそのまま浮かび上がらせています。
いつもなら外してくれているフェイスも今日は付けたままです。

「…いいよ、シオン」

竜也さんは優しい声でそう言うと僕をそっと抱き締めました。
僕は竜也さんのアソコへ手を伸ばし、それをそっと撫でました。

「んッ!!」

竜也さんがピクリと動き、甘い吐息を漏らしました。
同時に竜也さんのフェイスが動き、天井の方を見上げたのです。
竜也さんのアソコははちきれんばかりに大きく勃起していて、その形、太さまでがしっかりと分かるほどでした。

「竜也さん、相変わらずマゾですねェ?」

僕はそう言うと竜也さんのアソコの先端を指先でクリクリと弄りました。

「あっ、あっ!!シッ、シオン様ァ!」

竜也さんがよがり声をあげます。
僕は竜也さんのアソコの大きさを確かめるように、先端を弄ったり、大きな肉棒を握って上下してあげたり、肉棒とその下の袋の感触を確かめるように何度も擦り上げたりしました。

「竜也さん、食べていいですか?」

僕がそう言うと竜也さんはコクンと頷きます。
僕は竜也さんの足元に跪きました。
僕の目の前には竜也さんの大きく勃起したアソコがピクピクと脈打ち、スーツの中で蠢いていました。
それが赤色の光沢のスーツを強調させ、いやらしさが一層際立っていました。
竜也さんのアソコは真っ直ぐに上を向いて勃ち、そのくびれの形はしっかりと大人を強調していました。
僕はそっと竜也さんのそこにキスをしました。

「ふああああっっっ!!!!」

竜也さんが嬌声をあげます。

「僕も…」

僕がそう言うと僕の体が緑色に光りました。
タイムグリーン、それが僕の別の顔です。
竜也さんと違うところはフェイスは外れていたというところです。
僕はゆっくりと竜也さんのアソコに顔を埋めました。

「ああああっっっ!!」

竜也さんがますます声をあげます。
そこは温かくて、硬くて、僕の顔にゴリゴリと当たります。

「いいなぁ、竜也さんのココ。こんなに大きくて」

そう言うと僕は何か腹が立ってきました。

「お仕置きですッ!!」

僕はそう言うと竜也さんをドンと突き飛ばしました。

「うわっ!」

突然のことに竜也さんは驚き、床にひっくり返りました。

「大の字になって」

僕がそう言うと竜也さんは、

「…お、…お許しを…、…シオン…様…」

と頭を上げて僕を見ています。

「お許しをって言っているわりにはアソコはビンビンじゃないですか!」

僕はそう言うと竜也さんのアソコに右足を乗せました。

「ああっ!」

竜也さんが声をあげます。

「こうしてあげます!」

僕はその右足をグリグリと動かし始めました。

「んっ、ああっ、ああっ!!シッ、シオン様ァッ!!」

その途端、竜也さんの喘ぎ声が響きました。


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