課外授業 第7話


オレは魁を、弟である魁を犯した。
嫌がる魁を無理矢理に。
最初に魁の胸の突起を愛撫した。
それだけで思い切り鳴いた魁。
その股間の男の子としての象徴は一気に勃起し、スーツの中で真っ直ぐに勃ち上がった。
更にオレはそのビンビンに勃起した魁のそれをスーツ越しに愛撫し続けた。
その時点で魁は叫びまくり、そこから情熱の涙を滴らせ続けた。
そして最後には、

「…気持ち…良いよ…。…チィ…兄…ぃ…。…イ…きたい…。…イか…せて…!!」

と自ら懇願し、大きな音と共に白濁の涙を吹き出し、果てた。

 

魁を犯した翌日。
オレは魔法の小部屋にいた。
そしてそこであるものを調合していた。
オレの得意とするものは調合。
今、鍋の中でグツグツと赤く透き通っている液体が煮えたぎっている。

(…これを魁に飲ませて…、…あとは…)

そう考えるだけでオレの股間は痛いくらいに盛り上がった。
さて、どうやって魁を呼び出したものか…。

シュン!

誰かが部屋に入ってきた気配がした。
といっても今、ここにはオレと魁しかいない。
蒔人ニィ、芳ネェ、麗ネェはお出かけ中。

(…ラッキーだぜ…!!)

オレの獲物が自ら罠に掛かりに来たのだ。

「…何だよ、魁?」

振り向いたオレは少し無愛想に言ってやった。

「…チィ兄ィ…」

妙にモジモジとしている魁。

「…あの、…その…」

「用があるならさっさと言えよ。オレは今、忙しいんだ」

わざとぶっきらぼうに言うオレ。

「…あ、…う、…うん…」

それでも言おうとしない魁。
魁の口が開いたり閉じたりを繰り返している。
そして心なしか、体が震えているようにも見えた。
オレは魁の心の中を既に見抜いていた。
昨日、散々与えまくった快楽が余程効いているらしい。
魁はまだ高校生。
高校生といえばサルのようにヤリたい盛りの年頃だ。
そこへ昨日の激しい愛撫と快楽。
そりゃ、病みつきになってるだろう。
その気持ちは魁の股間が証明していた。
だがそうはさせない、そうは出来ないという魁の理性が心の片隅にあるはず。
だから正直な気持ちをさっさと言えないで、モジモジとしているのだ。

「…あのね、チィ兄ィ…」

「…何だよッ!?」

少しめんどくさそうに言うオレ。

「…いや、…何でも…ない…」

「…フッ…!」

オレは鼻で笑うと魁のもとへ歩み寄った。
そして、

「…オレにまた犯されたいのか?」

と言ってやった。

「…ッ!!」

その途端、魁の顔が一気に赤くなった。

「オレに犯されたいんだろ?気持ちいいことしてほしいんだろ?魁のココ、こんなになってるぜ?」

オレはそう言うと魁の股間の情熱をキュッと握った。

「んあッ!!」

魁が目をギュッと閉じ、体を跳ねらせた。
魁の情熱は既に半勃ちになっており、オレの手の中で少しずつ硬さを増し始めていた。
オレは魁のそれをゆっくりと揉みしだき始めた。

「…んッ!!…んあ…ッ!!…は…ぁ…ッ…!!」

次第に魁の表情に変化が表れ始めた。
目はトロンとなり、顔は真っ赤。
ぼぉっとどこを見ているのか分からない視線。

「…にっ、…兄ちゃ…ん…」

「ったくぅ、いつの間にこんなに淫乱になったんだよ、魁ぃ?」

「…ッ!!」

何かを言おうとするのだが、羞恥心が魁を支配しているのだろう、必死にそれを堪えている。

「…で、どうされたいんだよ、魁?」

オレはそう言うと魁の情熱から手を離した。

「やッ、あッ!!」

魁がピクピクと動く。
そして脱力するようにオレに体を預けてきた。
そんな魁を抱き止めるオレ。

「…はぁ…ッ…、…はぁ…ッ…!!」

心なしか、荒い息をしている魁。

「…で、どうされたいんだよ、魁?オレがここにいるのを知ってて、入ってきたんだろ?幸い、他の誰もいないしな!」

「…して…」

魁が何かを呟いた。

「…あん?聞こえねぇ!」

「…僕を、…犯して…。…兄ちゃんの手で、…気持ち良くして…!!」

次の瞬間、オレは魁の唇を奪っていた。

クチュッ!!…チュッ!!

「…ん…ふ…ッ!!」

オレが魁の口の中へ舌を絡ませる。
それを必死に貪ろうとする魁。
淫猥な音が部屋に響いた。

「…じゃあ、お望み通り、滅茶苦茶にしてやるよ」

オレはそう言うと例の液体を差し出した。

「…何?」

魁が恐る恐る尋ねてくる。

「飲むんだ」

「…」

それでも躊躇っている魁。
だが今の状態ではオレの方が優勢だ。

「お前がそれを飲んだら、お前をたぁっぷりと気持ち良くしてやるよ」

「…ッ!!」

魁はギュッと目を閉じると、ゴクゴクと喉を鳴らしてそれを飲み始めた。

「…まずっ!!」

飲み終わった魁が思い切りしかめっ面をする。

「な、何だよ、これぇ?」

「栄養剤というか、精力剤というか」

オレの胸はドキドキと早鐘を打っている。
もう少しで第一段階が終了する。
その時だった。

「…あ…、…が…!!」

魁の体に異変が起こった。
目をカッと見開き、口をぽかんと開け、そこから涎が滴り落ちる。
そして魁の股間。
そこははちきれん勢いになり、今にもズボンを破らん勢いだ。

「…かっ、…体が…ッ、…熱い…ッ!!」

魁はそう言うと、

「うわあああああっっっっ!!!!」

と大声で叫び、体を光に包まれた。
そして次の瞬間、マジレッドに変身していたのだった。

「…催淫剤だったんだよねぇ、それ!」

オレはそう呟くと、マジイエローに変身した。


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