課外授業 第6話
ドクンッ!!ドクンッ!!
魁の情熱がビクビクと動く。
魁の身を纏っている赤い光沢のあるスーツを持ち上げるように。
そしてそこからは魁の情熱が涙を滴らせ、スーツから溢れ出してきている。
「…んく…ッ!!…はぁ…ッ、…はぁ…ッ!!」
魁は大きく息をしている。
魁の胸が大きく動き、それに合わせてその中心に息づいている小さな突起が姿形をくっきりと現していた。
「すっげぇなぁ、魁ぃ」
オレはそう言いながら魁の情熱を2〜3度扱き上げた。
グチュッ、グチュッ!!
「んあッ!!んんッ!!」
魁の体がビクリとし、声をあげる。
「やっぱり若いなぁ。これ、すんげぇ濃いなぁ…」
オレは魁の股間の涙をそっと指で掬う。
ドロッ!!
淫猥な太い糸を引き、ビチャッという音を立てて魁の股間に落ちた。
「…もう、…充分だろ…?」
息も絶え絶えに魁が言う。
「何が?」
「…兄ちゃんが、…オレをイかせたんだ。…もう、…いいだろ?」
オレはゆっくりと魁を抱き抱えた。
そして自分はしゃがみこみ、足を前に投げ出す。
そして魁をゆっくりと持ち上げた。
「うあ…」
魁が声を出す。
そんな魁の尻を、オレの太腿の上にちょこんと乗せた。
そして魁の腰をギュッと抱え込んだ。
「これで終わったと思うか?」
オレは少し凄んで魁に言う。
「…え…?」
魁の声が怯えに変わる。
「これで終わったわけじゃねぇんだよ!」
オレはそう言うと自分の黄色いマスクを解除した。
涼しい風がオレの顔に当たる。
「…に、…兄ちゃん…?」
オレは魁の体をグッと引き寄せた。
「もっともっと気持ち良くしてやるぜ」
オレはそう言うと魁の右胸の小さな突起をチュッと吸い上げた。
「はぅあああっっ!!」
スーツ越しでも感じてしまうのか、魁が大声をあげた。
オレはそんな魁にかまわず、そこを責め続ける。
突起の周りを舌でクリクリと舐め回したり、突起自身を甘噛みしたりコロコロと転がしたり。
「んあッ!!んあッ!!んんッ!!」
余程感じてしまうのか、オレの足の上で魁が体をビクビクとさせる。
「…にっ、…兄ちゃん…ッ!!…もう、…止めて…!!」
口では抵抗する魁。
だがその体は抵抗を全く示さないでいた。
オレの攻撃から逃れようと体を動かすわけでもなく、逆にオレの首の後ろに腕を回している。
「止めてって言いながらホントは滅茶苦茶感じてるんだろ?もっと気持ち良くしてほしいんだろ?」
オレはニヤリとして魁を見る。
「…ッ!!」
魁の言葉が一瞬詰まる。
「どうなんだよ、魁ぃ?」
オレはそう言うと右腕を魁の前へ回す。
そして再び魁の情熱をギュッと握った。
「あうッ!!」
そこはまだ硬く、そして熱かった。
オレの手のひらに、ビクビクという感覚を伝えてくる。
「どうなんだよ、魁ぃ?もっと気持ち良くなりたいんだろ?」
オレはそう言いながら魁のそれを上下にゆるゆると扱き始める。
クチュクチュ、クチュクチュ…!!
「ああッ!!あッ!!あッ!!あ…は…ッ!!」
魁の声が上ずる。
やがて。
「…に、…兄ちゃん…」
荒々しい息をしながら、魁がオレを呼ぶ。
「どした、魁ぃ?」
オレは魁のそれを上下に扱きながら、魁を見上げる。
「…いい…」
「あん?」
「…気持ち…良いよ…。…チィ…兄…ぃ…」
「またイきたいか?」
「…イ…きたい…。…イか…せて…!!」
「…分かった」
オレの理性もそろそろ限界。
というか、魁がこんなにも早くコロッと堕ちるなんて…。
「イっちまえよぉ、魁ぃ!!」
オレはカッと目を開き、魁の情熱を再び激しく扱き始めた。
グチュグチュグチュグチュ…!!
「うああああっっっっ!!!!にっ、兄ちゃぁぁぁんんッッッ!!」
魁がオレの太腿の上で悶える。
顔を上に向けたり、胸を大きく動かしたり。
オレの手の中の情熱もビクビクと暴れまくっている。
「オラオラオラァァッッ!!」
「ああああっっっっ!!!!イクッ!!イクッ!!イクゥゥゥッッッ!!!!」
ビュッ!!ビュビュッ!!ドブッ!!ドブドブッ!!
まだ数分前に射精したばかりだというのに、魁の情熱からは再び大量の涙が飛び出し、それはスーツを越えて高く飛び散った。