課外授業 第26話
「…あッ、…あぐ…ッ、…は…ぁ…ッ…!!」
マンドラの葉っぱの腕がオレの股間の情熱を包み込んだ瞬間、今までとは違った刺激にオレは思わず仰け反った。
「…凄いでござりますです…!!」
マンドラが大きく息を飲んだのが分かった。
「翼ちんのココ、物凄く硬いでござりますです。しかも、…アツイでござりますぅ…!!」
「でしょぉ?物凄く変態なのよぉ、翼ちゃんは!」
芳ネェまで面白そうに言う。
「…る…っせぇ…!!」
そう言うのが精一杯だった。
「さぁ、マンちゃん。翼ちゃんをもっと狂わせちゃってよ!」
「はいでござりますです!」
そう言うとマンドラは目を更にギラギラとさせ、口元には不気味なほどの笑みを浮かべた。
「やッ、止めろォォッッ!!そッ、そんなことしたらどうなるか、分かってんだろうなぁッ!!」
オレはマンドラを睨み付けた。
しかしマンドラはそれを意に介さない様子で、
「おやおや?そんなこと言っていいんでござりますか?そんなことしたら、この僕ちんが翼ちんの淫乱さを皆々様に報告するまででござりますですよ!」
と反撃してきた。
「…ぐ…」
オレは唇を噛んだ。
羞恥心がオレの心を掻き立てる。
と同時に、快楽がオレの体全体を支配し、これからマンドラがどんな快楽を与えてくれるのか、そんなマゾ的な考えが脳裏を過ぎった。
「さぁ、これから僕ちんが翼ちんにマジカル・ショータイムでござりますです!!」
その瞬間、オレの股間の情熱からゾワッとした刺激が伝わってきた。
「はぅわあああぁぁぁ…ッ!!」
マンドラが腕の先端でオレの大きく膨らんだ情熱をツツッと撫で上げている。
「あッ!!ああッ!!はぁッ!!」
「おやおやぁ?おっきくなっているココが更に大きくなりましたでござりますですゥ…!!」
マンドラの口元から涎が垂れる。
ヤツも興奮するってことか。
「ではもっと刺激を与えるでござりますです!」
そう言うとマンドラの腕がヒュッとオレの股間の情熱をスーツごと包み込んだ。
次の瞬間、それを物凄い勢いで締め付け始めた。
「うああああ…ッッッ!!」
痛みと快楽とが同時に襲ってくる。
思わず声をあげるオレ。
ジュク…ッ!!
同時に、オレの情熱の内部に残っていた涙が絞り出されるようにしてスーツに滲み出た。
「おやおや。まだこんなに残っていたんでござりますですか」
そう言うとマンドラはオレの情熱をゆるゆると上下し始めた。
グチュ、グチュグチュ…!!
「…んッ…!!…はぁ…ッ…!!…くぅ…ッ…!!」
痺れに似た苦痛がオレを襲う。
「…もう…出ねぇ…よぉ…ッ…!!」
オレの目から涙が溢れた。
(…な…ん…で…?)
芳ネェとマンドラにいやらしいことをされているのに。
常識じゃ考えられないことをされているのに。
羞恥と快楽がオレの頭をぐちゃぐちゃにする。
「…もう…ッ、…止めてくれェェェッッッ!!!!」
オレは目をギュッと閉じ、顔を真っ赤にして叫んだ。
「あらあら。そんなに気持ちいいのかしらぁ」
芳ネェがオレを冷たく突き放す。
「じゃあ、マンちゃん。もっとやっちゃって!!」
「はいでござりますです!」
そう言うとマンドラは腕の動きを少しずつ速め始めた。
グチュグチュグチュ、グチュグチュグチュ…!!
オレの股間からは淫猥な音がハーモニーを奏でる。
「ああッ!!ああッ!!ああッ!!はぅああああッッッッ!!!!」
苦痛と快感にオレの顔が歪む。
マンドラが腕を上下するたびに、締め付けられたオレの情熱がスーツに擦れる。
先端をスーツの生地が擦れ、様々な快感がオレを包み込む。
グチュグチュグチュ、グチュグチュグチュ…!!
「ああああッッッッ!!」
下腹部から込み上げるもの。
そろそろ限界だった。
「そろそろ時間のようでござりますですね!」
マンドラがそう言った。
その時だった。
ブッ!ドロッ…、…ドロロォ…!!
不意にオレの股間に心地良い風が触れた。
「…うわああああっっっっ!!!!」
その有様を見た瞬間、オレは絶叫した。
オレの股間の情熱。
大きく勃起したオレの情熱がスーツを突き破って真っ直ぐに天を向いて突っ立っている。
そしてそれはしっかりとマンドラの腕の中に収まっていた。
大量の白濁の涙がドロドロと溢れ、テーブルの上へドロドロと零れ落ちている。
「うわっ!!凄いッ!!」
芳ネェがじぃっとオレのを見る。
「変態翼ちゃん、いつの間にこんなに使い込んでいたのかしら。すんごい真っ黒!!」
芳ネェが言う。
そんな芳ネェの右手は自身の股間に伸び、サワサワと擦っていた。
だがこの時、オレには冷静にそれを見る余裕なんてなかった。
それがあったのなら、オレは間違いなく逆襲していたのに。
「それではフィニッシュでござりますです!!」
マンドラの声がオレを現実に引き戻した。
「イヤッホー!マンちゃん、翼ちゃんをクジラさんにしちゃってぇッ!!」
芳ネェの声に合わせるように、マンドラが再びオレのを扱き始めた。
グチュグチュグチュ、グチュグチュグチュ…!!
「うぐわあああっっっ!!痛ってぇぇぇぇっっっ!!」
オレが叫んでもマンドラは手を休めない。
「…ああッ!!ああッ!!あああああッッッッ!!」
限界。
オレは腰を突き上げた。
ビュウウウッッッ!!ビュウウウッッッ!!ビュウウウウッッッッッ!!!!
オレの情熱からはまだこんなにあったのかというほどの涙が真っ直ぐ飛び出し、大きく弧を描いた。
芳ネェが言ったように、まさにオレはクジラになったのだった。