課外授業 第16話


オレの足元で仰向けになっている魁。
魁は今、マジレッドに魔法変身している。
鮮やかな赤の光沢のあるスーツが魁を覆っている。
ピッタリと密着しているそれは魁の体のラインをしっかりと浮かび上がらせている。
そんな魁の下半身。
男の子としての象徴である部分は妙に違和感を感じさせている。
鮮やかな赤のスーツの間から飛び出した魁の情熱。
あまり使っていないような、まだ幼さを残しているそれ。
それが大きく屹立し、ピクピクと魁の脈拍に合わせて動いている。
その先端は淡いピンク色で、そこからは情熱の涙がトロトロと滴り落ちている。

「…はぁ…、…はぁ…」

魁がいつもよりも荒い息をしている。
マスクに包まれた顔がオレをじっと見つめている。
顔を真っ赤にさせ、目は快楽に溺れ、次にされることを期待した表情をしているのだろう。

「ったく、淫乱になりやがって」

オレはそう言うとゆっくりと魁の情熱に足を置いた。

「たぁっぷりお仕置きしてやるからな!」

次の瞬間、オレは足に力を込め始めた。
魁の情熱が腹の方へ向かって踏まれていく。

「…う、…うああ…」

魁が呻き声をあげ、体が仰け反っていく。
その情熱は踏み潰されるのを避けようとして力が入る。
魁が尻の筋肉に力を入れるのだろう。
その反動で魁の情熱が上へ向けて起き上がろうとする。

「何だぁ、魁ぃ?踏めば踏むほど硬くなってるじゃねぇかよ?」

オレはそう言うと足に込めていた力を弱めた。

「…んッ、…はぁ…ッ、…はぁ…ッ…!!」

魁の胸が大きく動く。

「オラッ、もう一度だ!」

オレは再び魁の情熱を踏み潰し始める。

「うああああッッッ!!!!」

少し力を入れ過ぎたのか、魁が叫んだ。
オレの足の裏を伝って、魁のそれがビクビクと蠢いたのが分かった。

ジワ…!!

スーツの股間部分がその光沢を失っている。

「んだぁ、魁ぃ?そんなに喜んでるのかよ?」

オレはそう言うと足をグリグリと動かし始めた。

「ああああッッッ!!」

魁の体がビクビクと動く。

「オラオラッ!!」

オレは足を更に激しく動かしてやった。

「うわあああっっっ!!」

魁の情熱に直接電気アンマをかけているようだ。

…グチュグチュ…、…グチュグチュ…

淫猥な音が足の下から聞こえてくる。
よく見れば魁のスーツの染みが少しずつ大きくなっている。

「汚ねぇなぁッ!!魁ィッ!!」

オレの靴の裏側と魁の情熱が淫猥な糸で繋がっている。

「そんなに気持ちいいのかよ、この変態野郎がッ!!」

「…ッ!!」

魁が何かを言いたそうにして声をあげた。

「あん?何だよ、魁?」

「…いい…」

魁が何かを呟いた。

「…気持ちいいよ、チィ兄ィ。…もっとやってよ…」

「この変態野郎が!!」

そう言うオレの情熱もビンビンに勃起し、皮パンの前を押し出していた。

「オラオラオラ…ッ!!」

オレはそう言いながら魁の情熱をグリグリと激しく踏み躙る。

「ぐわああああっっっ!!」

魁の叫び声がますます大きくなる。
その声は叫びというよりも絶叫に変わり始めた。

「オラオラァッ!!これでもかァッ!!」

もうその頃には、魁の声が掠れ始めていた。

「がああああっっっ!!」

ドビュッ!!ドビュドビュッ!!ビュウウウウッッッ!!!!

次の瞬間、魁の情熱がオレの足を押し上げるほどに持ち上がり、そこから濃白色の涙が飛び出した。

ビチャ!!

そしてそれは魁のマスクまで飛び、白と赤、そして黒の鮮やかなコントラストを作った。


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