課外授業 第14話


「…んッ、…ク…ッ!!」

ドクンドクンと脈打ち続けるオレの情熱。
魁の口の中に突っ込み、勢いでその涙を放ってやった。
ドクンという脈が来るたびにオレの腰はズンと魁の口目掛け、その情熱を更に喉の奥へと突き上げる。

「…ん…、…んん…!!」

顔を真っ赤にし、うっすらと目を開いてオレを見ている魁。
その目は虚ろで、オレの次の命令を待っているかのように。
そうしている魁の情熱は同じように涙を放ち、その先端からはドロドロと濃い白色の涙を滴らせ続けていた。
そして魁の右手は未だ自身のをゆっくりと上下し続けていた。

「…はぁ…、…はぁ…」

ゆっくりと息を整えるオレ。

「…よぅし、魁。オレのを飲めよ」

「!?」

一瞬目を大きく開く魁。

「オレのが欲しかったんだろ?オレのをたぁっぷりと味わいたかったんだろ?」

「…ん…」

オレがそう言うと魁はゆっくりと目を閉じた。

…ゴク…ッ!!

魁の喉が動き、音を立ててオレの放った情熱を飲み干した。

「よぅし。そのままオレのをきれいにするんだ」

オレがそう言うと魁は再びオレのをゆっくりと握った。

…クシュクシュ…、…ジュッ…、…ジュル…!!

魁の熱い舌が、魁の吐息が、魁の体温が、オレの情熱を通して伝わってくる。
ねっとりとした舌の感触がオレのに絡み付く。

「…んッ、…クッ…!!」

射精した直後なので痺れに似た感覚がオレを襲う。

「…チィ…兄ィ…」

魁の声。
下を見ると魁がニッコリと微笑んでいる。

「…美味しいよ、…チィ兄ィのコレ」

そう言う魁の口とオレの情熱の涙が淫猥な糸で繋がっている。

「もっと食べてあげる」

そう言うと魁はオレの情熱をそっと上へ持ち上げた。
そしてその裏筋に沿って舌をゆっくりと這い上がらせた。

「んあッ!!んんッ!!」

オレの体にゾクゾクとした電流が流れる。

「気持ちいい、チィ兄ィ?」

そう言いながら何度も舌を這わせる魁。

「ああッ!!んあああッッッ!!かッ、魁ィッ!!」

気持ちいいなんてもんじゃない。
それ以上の快感がオレの体を駆け巡る。

「もっと気持ち良くしてあげるね」

そう言うと魁はオレの情熱をゆっくりと上下し始めた。

キチュキチュ、クチュクチュ…!!

「ああああッッッ!!かッ、魁ィッ!!」

気持ち良くて気持ち良くて。
魁がオレのを扱いたりしゃぶったりしているという征服感だけじゃない、それ以上の快感。

「チィ兄ィの、デカくて黒いんだね!」

グチュグチュグチュ…!!

「かッ、魁ッ!!もッ、もうッ、止めろッ!!」

「やぁだ!」

グチュグチュグチュ…!!

「やッ、ヤベぇって!!」

オレの下腹部を痺れに似た感覚が襲ってきた。

「そッ、それ以上されたら…ッ!!」

「もしかして、イっちゃう?」

「!!」

魁が下からニヤニヤしながら見上げている。
いたずらっ子のような瞳で。

グチュグチュグチュ…!!

「ああああッッッ!!もッ、もうッ、止めてくれェェェッッッ!!!!」

オレが叫んでいた。
オレの方が主導権があるはずなのに。

「やッ、ヤベぇッ!!イィッ、イクッ!!イクッ!!」

グチュグチュグチュ…!!

「うあああああッッッッッ!!!!」

我慢の限界。
オレの情熱の先端が再び弾けた。

ドビュッ!!ドビュッ!!ドビュドビュウウウッッッ!!!!

濃白色の涙が溢れ出し、それは目の前の魁の顔にビシャビシャと掛かった。
顔射。
魁の顔が真っ白に染まっている。
その表情はまるでそれを期待していたかのように満足しているかのようだった。


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