非番の情事 第25話
「…ウ…ソ…!?」
バンの声が聞こえたような気がした。
いや、実際にバンが口にしたのだろう。
だが今のセンにはそんなのは全く聞こえないでいた。
とにかくセンは無我夢中だった。
暴走していたといった方が早いかもしれない。
バンの両足を肩まで担ぎ、彼の双丘とその奥の秘門が見えるようにしている。
そしてその秘門にセンは最大限に勃起したペニスを当てている。
「…や、…め…て…」
バンの目から涙が流れた。
センはバンの秘門の感触を楽しむかのように、ペニスでその入口を撫で始めた。
「…ん…、…んん…」
くすぐったいのか、バンが声を漏らす。
「…う…、…あぁ…」
それだけでもセンはイってしまいそうだった。
ずっと憧れていたバンを自分のものにする瞬間が刻一刻と近付いているのだ。
「…覚悟しろよ、バン…」
センはそう言うとバンの腰をしっかりと掴んだ。
「い、イヤだァッ!!」
バンが逃れようと足をバタつかせる。
次の瞬間、センはバンの睾丸を力いっぱい握ってやった。
「――ッ!!」
バンは声にならない悲鳴をあげる。
と同時にセンはバンの中への挿入を開始した。
「…ひうっ、…あああっっ!!!!」
バンが今まで以上に大声をあげる。
「いッ、痛てぇぇッッ!!止めてくれェェッッ!!」
バンが泣き叫ぶ。
だがセンも止まらなかった。
バンの中に入ろうとした瞬間、彼の尻の筋肉がセンの侵入を阻止しようとする。
その瞬間、センのペニスの先端がこの上ないほどの強さで締め付けられる。
センにとってもこれは地獄だ。
早くバンの温かい体内に入りたい。
早くバンと1つになりたい!
なのにバンは尻の筋肉を更に強く締め付ける。
「…い、…いいよ、バンん。…ちぎれそう、…だぜ…」
センは懸命に射精しそうになるのを堪えながら、侵入を続けた。
「…バンん。少し力を緩めて。ゆっくりと息を吐き出してみて」
センは優しい声でバンに言う。
「…せ、…センちゃん…ッ!!…お、…お願い…。…抜いて…!!」
バンはしゃくり上げている。
「力を抜いてくれないとオレも抜けないよ?」
そう言うとバンはゆっくりと力を抜き、ゆっくりと息を吐き出し始めた。
ゆっくりとバンの尻の筋肉の締まりが緩くなる。
と同時にセンは自分のペニスを一気にバンの中へぶち込んでやった。
ズブッ!!!!
「うぐわああああっっっ!!!!」
バンが絶叫する。
「…ぬッ、抜いてくれェェェッッッ!!!!」
バンが懇願する。
「…ダメだよ、バン。…もう抜けないよ…」
センは興奮の絶頂。
バンの中にセンのペニスがすっぽりと収まっている。
バンと1つになったのだ。
「…温かいよ、バンの中。凄く気持ちいいよ」
「…せ、…セン…ちゃん…ッ!!」
バンの顔は真っ赤になり、その目からは涙が後から後から滴り落ちている。
そしてバンのペニスは痛みでかすっかり萎んでしまっている。
それでも立派なカリはその形を留めていた。
「さぁ、触ってごらんよ、バン。オレのおチンチン、バンの中にすっぽりと入っちゃったよ?」
そう言ってバンの手を彼の秘門へ導く。
「…センちゃ…ぁ…ん…。…お願い…。…抜いて…」
バンがしゃくり上げながら言う。
だがセンは彼の言葉を無視した。
「…イクよ、バン」
そう言うと彼の腕を頭の上へ持っていき、その場に縛り上げた。
そしてゆっくりと腰を動かし始めた。