課外授業 第11話


「うぅわああああっっっ!!…チッ、チィ兄ィッッ!!…やッ、止めてくれぇぇッッ!!…痛ってェェェッッッ!!!!」

魁の悲鳴が一段と大きくなる。

グチュグチュグチュ、グチュグチュグチュ…!!

同時にいやらしい音も大きくなっていく。
大きく勃起した股間の情熱を少し弄られただけで射精して果てた魁。
そんな魁のそれをお仕置きするかのように再び激しく扱くオレ。
射精したばかりなので痺れと快感が同時に入り乱れているのだろう。
魁が悲鳴をあげ続ける。

グチュグチュグチュ、グチュグチュグチュ…!!

魁のマジレッドとしてのスーツの股間部分はすっかり光沢を失い、魁が吐き出した情熱の涙の染みがどんどん広がっていく。
ところどころ、白い花を咲かせ、そこからは強烈な匂いが溢れ出していた。

「ああああッッッ!!…んッ、…んんッ!!…クゥ…ッ!!」

必死にその痛みを堪えている魁。
だが体は正直に反応し続ける。
魁の情熱は萎えることなく、本能の赴くまま、屹立し続ける。

「すげぇな、魁。イッちまったのにまだ大きいまんまだぜぇ?」

それをテンポ良く上下しながらオレが言う。

「…あッ、あッ!!…んッ、んあッ!!」

次第に魁の声が色っぽくなってきた。

「また感じ始めてきたか?」

「…にッ、…兄ちゃん…。…き、…気持ち良いよ…!!」

暴れていた体も今は地面に投げ出し、その快感に身を任せているようだ。

グチュグチュ、グチュグチュ…!!

淫猥な音も更に音色を変えていく。
やがて、

「ああっ!!ああっ!!にッ、兄ちゃんッ!!…まッ、また、…イきそう…!!」

魁が喘ぎ出した。
オレは何も言わず、そのまま扱き続ける。

「ああああっっっ!!イッ、イクッ!!」

魁が腰を突き上げた。
その瞬間、オレは魁の情熱を扱いていた手をいきなり離した。

「…やッ、…あッ、…はッ…!!」

突然のことに魁が身を捩らせる。

「…チ、…チィ、…兄…ィ…?」

マスク越しに魁の表情が分かったような気がした。
どうして…と信じられない表情をしているに違いない。

「イきそうだったのか、魁ぃ?」

「…うん…」

魁が小さく頷く。

「じゃあ、ちゃんとお願いしなきゃなぁ!」

オレはそう言うと再び魁の情熱を掴み、激しく上下し始めた。

「んあああああっっっっ!!!!」

魁が再び叫ぶ。
その情熱はドクンドクンと脈打ち、オレの手の中で大きく暴れている。

「ああああっっっ!!にッ、兄ちゃんッ!!イッ、イクッ!!イクッ!!」

魁の体が再び弓なりになる。
と同時にオレは再び情熱から手を離した。

「うああああっっっ!!!!」

魁が再び変な声をあげ、股間を押さえてゴロゴロと転がる。

「にッ、兄ちゃんッ!!やッ、止めてくれよォッ!!」

少ししゃくり上げながら言う魁。

「イきたいんだったらちゃんとお願いしてみろよ!」

オレは更に刺激を加える。

グチュグチュグチュ、グチュグチュグチュ…!!

「ひああああっっっっ!!!!」

魁が叫びながら腰を上下させる。

「何だよ、お前?自分から腰を振ってんじゃねぇよ!」

今にも吹き出しそうになるのを必死に堪えながらオレは言う。

「…に、兄ちゃんッ!!…兄ちゃんッ!!」

その時、魁はオレの腕を掴んだ。
自然に刺激が止まる。

「んッ!!」

刺激が止まったことにピクリと反応する魁。

「…何だよ、魁?」

「…せて…」

「あん?」

「…お願いだよ、チィ兄ィ…。…オレを、…オレを…。…イかせて…下さい…」

「イきてぇのか?」

「…うん。…イかせて…。…イかせて…下さい…」

すると魁は、魁の情熱を掴んでいるオレの右手を握り直し、それを上下し始めた。

「あッ!!あッ!!あッ!!」

まるで自ら慰めているかのようになっている魁。

「…イかせてやるぜ、魁ッ!!」

オレはそう言うと魁の手を振り払い、これでもかと言うくらいに魁の情熱を高速で上下した。

グチュグチュグチュ、グチュグチュグチュ…!!

「ひあああああっっっっ!!…イッ、イクッ!!イクゥゥゥッッッ!!!!」

ドビュッ、ドブッ、ドブ…ッッッ!!!!

魁が腰をグンと突き上げた瞬間、そこから濃白色の液体が一気に溢れ出した。


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